飯南町では古くからしめ縄作りが盛んであり、昭和30年代には同町頓原地区の人々が中心となり、出雲大社の大しめ縄を製作・奉納している。このしめ縄作りの伝統は、頓原老人クラブ、飯南町注連縄クラブから現在の飯南町注連縄企業組合へと引き継がれ、現在でも出雲大社をはじめとする国内外の寺社等に取り付けるしめ縄を製作・奉納を行っている。
しめ縄の製作はすべて手作業で行われており、主原料となる稲わらはすべて県内産のものが使われている。