しまねデジタルイノベーション推進事業
コロナ禍により、経営環境が悪化する県内中小企業においては、生産性向上など、企業経営の変革が不可欠となっています。
生産性を上げる手法は、(1)付加価値の向上、革新ビジネスの創出と、(2)効率の向上があり、デジタル技術の導入はその両方に
対して効果が期待できます。
一方で、県内中小企業においては、デジタル活用に精通した人材を抱えている企業は少なく、デジタル活用に関心があっても、
実際の導入に踏み切れない企業が多くある状況です。
そこで、県内中小企業に対して、デジタル技術の活用や導入の必要性について理解を促し、アイディア創出やビジネスプランの育成、
実証などステージに応じた支援を行うことにより、県内中小企業のデジタル導入に向けた動きの加速化を目指します。
以下のとおりステージに応じた支援を行います
ステージ1:デジタル未導入・デジタル技術による業務効率化(デジタイゼーション)
ステージ2:デジタル技術による既存事業の利益率向上(デジタライゼーション)
ステージ3:デジタル技術による新ビジネス創出(デジタルトランスフォーメーション・DX)
相談会
IT導入の専門資格を有するITコーディネータが、毎月2回、県内企業のITに関する困りごとや、
ITツールの選定などデジタル化に向けた相談会を実施します。
実施主体:しまねソフト研究開発センター
詳細、実施スケジュール等は以下リンクをご覧ください。
伴走支援(専門家派遣)
県内企業の課題感・デジタル化のステージに応じた専門家派遣制度を設けています。
<ステージ1~2>
県内企業がデジタル技術を活用して自社の課題解決を図ろうとする際に、IT専門家を派遣して
デジタル活用・導入について適切なアドバイスを行います。
実施主体:島根県中小企業団体中央会
詳細は、以下リンクよりご確認ください。
<ステージ2~3>
県内企業のデジタル化のモデルとなる取組みについて、デジタル導入の専門家を派遣し、
経営革新や業務改革につながる戦略的なデジタル導入に向けたアドバイスを行います。
実施主体:しまねソフト研究開発センター(ITOC)
詳細は、以下リンクよりご確認ください。
補助金・助成金
<ステージ1~2>
【中小企業デジタル導入加速化補助金】
コロナ禍により経営環境が悪化する県内中小企業者等が、生産性向上や売上拡大などに向けて、IT専門家等の支援を受けて
デジタル技術の導入を検討する経費及び導入する場合の経費の一部を補助します。
実施主体:島根県中小企業団体中央会
詳細は以下リンクよりご確認ください。
<ステージ2~3>
【デジタル導入実証支援助成金】
県内の中小企業者等がデジタル技術を活用して新たなサービス開発や生産性の向上を図りビジネスプランを実証する
取組みについて、その経費の一部を助成することにより、県内の中小企業者等へのデジタル技術導入の促進を図り、
もって経営の変革の後押しを支援します。
実施主体:しまね産業振興財団
詳細は以下リンクよりご確認ください。
展示・体感・実証スペース(しまねデジタルBASE)
県内中小企業、県民の皆様が5Gの通信網やデジタル技術の体験、実証等ができるオープンスペースとして
松江市北陵町にあるテクノアークしまね2階に「しまねデジタルBASE(ベイス)」をオープンしました。
詳細は、以下画像をクリックして、リンク先をご覧ください。
イベント情報
令和4年7月11日にSHIMANEデジタル技術体験・展示会を開催しました。
現在イベントHPにて、イベント当日に行われたグーグル・クラウド・ジャパン合同の
基調講演を期間限定でアーカイブ配信中です。
デジタル導入の参考になる動画ですので、ぜひご覧ください。
基調講演:GoogleGlassで実現する現場作業員のDXとコラボレーションの進化
※アーカイブ配信期間令和5年1月10日まで
お問い合わせ先
産業振興課
島根県 商工労働部 産業振興課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 TEL:0852-22-6019 FAX:0852-22-5638 sangyo-shinko@pref.shimane.lg.jp