ワカサギ

 

ワカサギについて

山陰地方で「アマサギ」と呼ばれるこの魚は、宍道湖七珍のひとつで、つけ焼き、天プラ、フライにして食べられます。
天然のワカサギの分布は宍道湖が日本海側の南限地です。宍道湖では1年中見られますが、中海では冬期に見られています。これは1年中宍道湖で生活するものと、中海まで回遊するものがいるためです。
銀色に輝く美しい魚で、寿命は1年です。主産卵期は1〜2月で斐伊川河口域が主産卵場と「なっており、シラウオと同様粗い砂に生み付けます。
宍道湖では桝網(定置網)、小袋網、刺網で漁獲されますが、近年、漁獲量が著しく減少しています。特に夏、記録的に高温であった平成8年には全く漁獲されませんでした。そこで宍道湖漁協では斐伊川河口の産卵場などを禁漁にしたり、孵化仔魚を放流したりして資源の増大に努めています。
 ワカサギ


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