漁港・漁場・漁村の役割

漁港の役割

 島根県には83の漁港があり、県内の約5,600隻の漁船の基地として、防波堤や護岸、岸壁などの基盤施設により、暴風や高波から人命や漁船を守る漁業活動の拠点となっています。
漁港の役割風景
 

漁港は、その規模や利用上の特性から以下のように分類されています。
1.第1種漁港:主に地元の漁業で利用されている漁港(55ヶ所)
2.第2種漁港:その利用範囲が第1種漁港よりも広い漁港(21ヶ所)
3.第3種漁港:利用範囲が全国的な漁港(西郷、恵曇、大社)
4.特定第3種漁港:第3種漁港のうち水産業の振興上特に重要な漁港(浜田)
5.第4種漁港:離島等にあって漁場の開発又は漁船の避難上特に必要な漁港(中村、浦郷、十六島)

島根県の漁港一覧図
・各漁港の写真はこちら島根県の漁港と漁場2017(パンフレット)

漁場の役割

水産資源の回復や海域の生産力向上を図るため、魚礁や増殖礁などの漁場整備を行っています。

 

漁場施設の様子

魚礁:漁獲量の増大と操業の効率化を図るため、海中に設置する施設

増殖礁:稚魚や小型魚の保護・育成、効率的な資源管理を図るため、海中に設置する施設

 

・漁場施設の整備位置はこちら→島根県の漁港・漁場位置図

 

 

 

漁村の役割

島根県では、リアス式海岸を有する島根半島や隠岐に多くの漁村が存在しています。漁村は、漁業生産活動の基地であるとともに、豊かな水域環境の保全や景観の形成、また、漁業者が行う海難救助や国境・水域監視等の多面的機能の役割も有しています。

 

漁村の様子

 

 

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