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ワカサギ卵のふ化放流に向けて!

〜宍道湖のワカサギ資源回復への取り組み〜

 ワカサギは、山陰地方で「アマサギ」と呼ばれ、宍道湖七珍の一つとして、つけ焼き、天プラ、フライなどで食べられてきましたが、平成6年の猛暑以降、漁獲量が激減し、深刻な不漁が続いています。

 そこで、資源回復を目的とした取り組みの一環として、宍道湖漁協が毎年ワカサギの卵のふ化放流を行っています。

 今年は受精卵8,000万粒のふ化・放流を予定しており、平成23年4月15日は2,300万粒、4月26日には1,700万粒の受精卵を搬入し、卵の受け入れから水槽投入までの、ふ化準備を行いました。

宍道湖のワカサギの写真ワカサギ漁獲量の推移のグラフ

(写真)左:宍道湖のワカサ右:ワカサギの漁獲量の推移(宍道湖漁協調べ)

 

 輸送された受精卵を水槽に投入後、付着器(木枠に枝にような繊維を敷き詰めたもの)を入れ、かき回します。ワカサギの卵は物に付着する性質があるため、かき回すことで卵が付着器へ付着します。

ワカサギ受精卵の写真付着器への受精卵の付着作業

(写真)左:水槽にワカサギ受精卵(赤丸内)を投入、右:付着器への受精卵の付着作業

 

付着器に付着した受精卵の様子受精卵付着作業の様子

(写真)左:付着器に付着した受精卵の様子、右:付着器の木枠への取り付け作業

 

 卵の付着した付着器を木枠にセットし、これらを屋外水槽に並べたら、ふ化準備完了です。あとはふ化を待つのみです。

屋外水槽の様子の写真_1屋外水槽の様子の写真_2

(写真)左:付着器を屋外水槽に設置、右:水槽に設置された付着器の様子

 

 2〜3週間後、ふ化した稚魚は用水路を通り、宍道湖へ直接放流されます。

ワカサギ稚魚の写真稚魚放流箇所の写真

(写真)左:ワカサギ稚魚(体長約5mm)、右:稚魚放流場所の様子

 

 ワカサギは宍道湖の冬の名物として親しまれてきました。

 これらの取り組みにより、宍道湖の天然ワカサギ資源の回復に繋がることを期待したいですね。

 関係者の皆さん、作業お疲れ様でした!

 

 

 


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