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魚類における寄生虫と食中毒についての学習会を開催しました!

 近年、アニサキスを代表とする魚類の寄生虫由来の食中毒が全国的に話題となっており、テレビやネット等のメディアで大きく取り上げられています。島根県においても、寄生虫の風評被害により、県内で水揚げされた漁獲物の魚価が下がったこともありました。魚を生食したからといって必ずしも食中毒が発生するわけではなく、間違った情報による風評被害は、魚食離れを加速させ、魚の需要低下を招く恐れもあります。このような状況の中、魚の生食リスクや魚類における寄生虫について正しい知識を学び、正しい情報を発信していくことが水産関係者に求められています。

 今回、島根県浜田水産事務所では「魚類における寄生虫と食中毒についての学習会」を開催し、寄生虫と食中毒についての正しい知識と対策についての普及を図りました。

 本学習会では、講師として公益財団法人目黒寄生虫館館長の小川和夫氏をお招きし、計30名の水産関係者にご講演いただきました。

講演について

【海産魚の人体寄生虫と寄生虫性食中毒について】

 小川氏から、魚介類に起因する食中毒の原因や症状について教えていただくとともに、多くの海産魚に寄生するアニサキスとヒラメに寄生するクドア・セプテンプンクタータによる国内での食中毒発生例や食中毒の具体的な予防策について紹介していただきました。

 また、講演後には小川氏が持参した寄生虫の標本を見ながら、小川氏との意見交換を実施しました。

 

講師の小川氏学習会の様子

(上左:講師の小川氏)(上右:学習会の様子)

 

標本を見ながら小川氏へ質問する水産関係者

(標本を見ながら小川氏に質問する水産関係者)

 

 日本海側の魚に寄生するアニサキスの種類は、魚の内臓表面に寄生していることが多く、冷蔵状態の低温では筋肉内に移動することが少ないため、日本海側の魚によるアニサキス症発生例が少ないと言われておりますが、食中毒を引き起こす可能性はわずかながらでも存在します。

 今回の学習会で学んだことを生かし、関係機関と連携を図りながら、人体寄生虫に関する正しい知識と予防方法等についての普及に努めていきたいと思います。

 


お問い合わせ先

浜田水産事務所

島根県浜田水産事務所
〒697-0041
島根県浜田市片庭町254 浜田合同庁舎5階
電話番号 0855-29-5630
FAX番号 0855-22-5637