新しい酒米の名称決定について

 島根県が平成16年から育成に取り組んできた「島系酒78号」について、平成30年10月、農林水産省に品種登録出願していましたが、平成31年2月26日に出願公表※され、名称が「縁の舞(えにしのまい)」に決定しました。

 

1名称について

・平成30年7月11日から8月3日まで名称を公募

・「縁の舞」と応募された方は1名

・名称の考案理由は、「縁」=「島根」というイメージがあること、「縁の下の舞」という故事から、この酒米を作るにあたっての努力や苦労も伝えられるとの思いから。

 

2「縁の舞」の特徴について(島根県農業技術センター・中山間地域研究センターでの試験結果から)

・育種目標:大吟醸などの醸造にも対応できる高品質な酒米

・「山田錦」と比較して、収量と品質が優る(玄米が大粒等)

・「山田錦」と比較して、耐倒伏性(稲の倒れにくさ)が優る

 

※(補足)品種登録出願の公表

 農林水産大臣が品種登録の出願を受け付けた後、品種登録出願の番号、出願日、出願者(法人の場合は法人名)と住所、出願品種の名称、出願公表をした年月日を公表することをいいます。公表は官報に掲載して行われます。

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