このことについて、平成13年度の実施状況をお知らせします。
中山間地域等において、農業生産活動の継続により農地を保全し、洪水防止や水源涵養、美しい農村景観の提供など農地の多面的機能を確保することを目的に、協定を締結した集落等に交付金を交付する国の制度で、平成12年度から実施されています。(平成16年度までの5年間実施)
島根県においては、本制度を有効に活用して、中山間地域等の耕作放棄を防止し、農業生産活動等の継続を実効あるものとするため、できるだけ多くの協定締結を目指しています。
対象農用地を有する54市町村(13年度新規着手4市町村)すべてにおいて協定締結が行われ、対象農用地は約13,600ha(前年比約2,000ha増)、交付金額は約20億3,500万円(前年比約2億9,000万円増)になりました。
これは、平成16年度までの実施予定面積の約9割にあたり、全国で8番目の対象農用地面積となります。