秋の味覚といえば柿や栗。庭先や裏山に植えておられる方も多いのではないでしょうか。
柿や栗は動物たちにとってもごちそうで、イノシシ、タヌキ、サル、クマなど様々な動物がやってきます。
人間が品種改良を重ねたこれらの実は、山にはないおいしい食べ物で、1度味を覚えてしまうと繰り返し人里に出没するようになります。
特にクマの場合には、木を折って果実を食べる習性があるため、木自体がだめになってしまうことがあります。
また、民家近くの栗・柿の実を食べに来た場合には、人身事故も懸念されます。
動物を人里に近づけない、味を覚えさせないためにも、次のことを考えてみましょう。
●長年収穫せず、放置している木に関しては、伐採も検討してみましょう。
●動物にとられる前に収穫する。食べきれない分も放置しない。
●低く剪定する・・・実を収穫しやすくし、取り残しをなくす。
●家庭の残飯や生ゴミは、畑などに捨てないようにしましょう。
●キャンプや登山、渓流釣りで出たゴミは、必ず、持ち帰りましょう。
残飯やジュース等の味を動物に覚えさせないことが大切です。