~木造建築の基礎を学び伝統建築を守る貴重な人材を目指します~
(モデル棟の棟納め風景)
4月入校~3月修了
建築科では、在来軸組構法の基礎知識と建築大工としての技能の習得を行っています。
※カリキュラムの詳細はこちら。(PDF)
刃物砥ぎの授業風景(刃物が切れないと訓練になりません)
ノミ・ノコの使用法の授業風景(ノミによる穴掘り・ノコによる縦挽き)
製図(手書きもしますが、現場ではほとんどがCADによる作図です)
構造材(骨組み)の墨付け(家を建てるための重要な作業)
測量(土地を測らないと家の大きさが決められません)
基本実習用建物の建築(基本実習のまとめの段階です)
やり方(建物の位置・高さを決める重要な作業です)
基本実習用建物の内装工事(「光付け」という大工さんの技法です)
土台の敷き込み(モデル棟の建築に入ります)
モデル棟の上棟(ほとんど間違えもなく建ちました)
外壁張り(外壁を済ませて雨など入らないようにしてから、内装工事に入ります)
技能検定試験(約1ヶ月半、練習をして試験に臨みます)
内装工事(押入れを作っています)
モデル棟訓練終了(内装工事が終了しました)
在校中の特典については、こちら。
(有)石田工務店、(有)岡崎組、(株)建匠、(株)拵(こしらえ)、佐々木木造建築、
(有)清水組、(有)寿美工務店、(有)大清建設、徳栄建設(株)、長嶺建設(株)、
(有)吉岡建設、他
「住宅建築に携われて良かったと思います」
斎藤建築(株)勤務
下山貴大【建築科平成27年】
私はUターンで技術校に入校しました。
高校を卒業後、東京の建築会社に就職しましたがパーテーション(間仕切り壁)工事が主な会社でした。自分の考えていた建築工事と違っていた為、地元に帰り技術校に入校し木造建築の基礎を学ぼうと思いました。
一年間の訓練でしたが刃物の研ぎ方から始まり一軒のモデル棟を建てると言う内容の濃い訓練でした。在校中に受験した、技能検定建築大工二級の合格は建築大工を行って行く上での弾みになりました。
現在は住宅工事が主な会社に勤めています。現場ではプレカット構法での建築が主流ですが木造建築が基に成っている、基礎が分かっているから早く理解できたんだと感じています。又、完成した建物を喜ぶお客様を見ると、これがやりたかった仕事だとやりがいも感じています。