少年自然の家とは・・・

 少年自然の家管理棟島根県立少年自然の家は,室神山(通称浅利富士)の中腹,標高125mの美しい森林に囲まれた地にあります。東部浅利富士に連なり,南部に万葉の歌人柿本人麻呂ゆかりの地として有名な島ノ星山(通称星高山)を仰ぎ,また中国随一を誇る江の川(別名中国太郎)が東西に流れています。西部には江の川が日本海に注ぎ三角州に広がる江津市を遠望することができます。

 

 周囲は松林に囲まれ,四季折々の草花やキノコも多く,自然観察や探索に適し,さらに山陰には珍しく降水量が少ないので野外活動に好適な地となっています。

 当所は,この恵まれた自然の中で,自然探求や野外活動を通じて豊かな情操を養うとともに,集団宿泊生活を通して規律・協同・友愛・奉仕の尊さを体験的に学ぶなど,学校や家庭では得がたい体験活動により,心身ともにたくましい少年を育成することを目的として,昭和50年に江津市に設立されました。しかし,築後20年が経過し,施設が狭く老朽化したため,平成7年度に管理・研修棟,食堂・浴室棟,翌8年度に宿泊棟が完成,12年4月には野外炊飯・トイレ棟,ケビン棟,テントサイト,ファイヤー場がリニューアルしてオープンしました。

 少年の自然体験活動等を支援することはもちろん,幼児から高齢者にいたるいろいろな年齢層の方々に気軽に利用していただける学習施設となっています。

 

 

少年自然の家所旗

所旗;中心の円は明るい太陽を表し,周辺は常緑の松林を表現した。

<島根県立少年自然の家所歌>

作詞河野薫美,作曲中島弘光,補作米沢天崖,補作小林昭三

1)

あさひの山だひかるみどりだ

鳥がないてる雲がよんでる

ほら森のうえから浅利富士

ここは少年自然の家

力をあわせはげみあう

2)

こころの歌だみんなげんきだ

花がさいてる空がよんでる

ほら波もかがやく日本海

ここは少年自然の家

体をきたえみがきあう

3)

ゆうひの丘だならぶえがおだ

星がゆれてる月がよんでる

ほら耳をすませば江の川

ここは少年自然の家

希望にもえてかたりあう

 

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