門脇議員(民主県民)
(問)教育長の姿勢について
1.島根の教育を担っていく決意と何に力点を置くのか、所信を伺う。
(答)教育長
1.私の教育に取り組む姿勢についてお答えをいたします。
現在、島根の教育は、少子化の進行に伴います児童・生徒数の減少、あるいは学力や体力、あるいは不登校やいじめなどの問題、それから厳しい経済状況の中での高卒者の就職等々、多くの課題を抱えております。こうした中で、私自身、教育行政に携わることになりまして、大変身の引き締まる思いがいたしております。
こうしたいろいろな課題を抱えておりますが、私は、いつの時代の教育におきましても、子どもの育成で目指すところ、大切なところは、確かな学力、豊かな心、それから健やかな体、いわゆる知・徳・体のバランスのとれた子どもたちを育むこと、これが大切であると思っております。
そのためには、
一つには、一人一人の子どもに応じまして、子どもたちの持っている力、可能性を最大限に引き出す教育
それから二つ目には、集団行動での協調性や思いやりのある行動ができるようにする教育
それから三つ目に、島根のすばらしい歴史、文化、自然に誇りを感じさせることのできる教育
これらの教育を充実する必要があるというふうに考えております。
そして、こうした教育を進めるためには、教育現場と思いを一にしまして、ふるさと教育、心の教育、キャリア教育、あるいは学力の向上対策、さらにはスポーツの振興などに取り組んでいくことが大切であると考えております。
学校、家庭、地域との連携をしっかりと図りながら、島根の教育の充実に全力で取り組んでまいります。
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