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加藤議員

(問)障がい者雇用について
1.特別支援学校の高等部における生徒の推移と進路について伺う。
2.特別支援学校での就労支援について伺う。
3.実習先企業へのアプローチの仕方を伺う。

 

(答)教育長
1.特別支援学校高等部の生徒数は、今年度530名で、この10年間で約1.4倍に増えてきています。
そのうち8割が、知的障がい特別支援学校の生徒です。
また、高等部卒業生の進路状況については、近年では、概ね3割が一般企業へ就職、6割が障がい福祉サービス事業所などの利用、1割が進学や施設への入所となっています。

 

2.特別支援学校では、生徒の自立と社会参加を目指し、職業教育を充実させるとともに、就業支援を進めております。
職業教育では、企業関係者などを招いて、就労に向けた心構えについて話を聞く機会を設けたり、例えば清掃や接客などの実技指導を行ったりすることで、生徒の就労に対する意識を高め、職業能力の向上を図っております。
就業支援では、地区ごとに、ハローワークや企業など、地域の障がい者雇用の関係機関と連携し、生徒一人一人のニーズに応じた実習先・就労先となる企業や事業所を開拓しております。
さらに、卒業後の状況を把握するために、企業と連絡を取るようにしております。

 

3.特別支援学校では、進路指導担当教員や担任が企業や事業所を個別に訪問し、実習受入先の開拓を行っております。
実習先を開拓する際には、各学校が把握している情報だけでなく、島根労働局やハローワーク、県の商工労働部などの関係機関から提供される情報も活用しているところです。


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