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白石議員

(問)小中学校の図書館司書の処遇について
1.学校図書館支援員、学校司書A1、A2、B、Cの5段階別に、現時点の年間勤務時間と子ども読書活動推進事業交付金算定の上限額について伺う。
2.学校司書等の5段階別に、交付金で想定している1日当たりの勤務時間と時間単価について伺う。
また、実際に支払われている時給と社会保険を適用している市町村教育委員会数について伺う。
3.学校司書等が、市町村によって不便な取り扱いをされている事例などがあれば、調査をして改善していただきたいが、所見を伺う。

 

(答)教育長
1.県は、小中学校が学校司書を配置する場合に勤務時間に応じて市町村に交付金を交付しています。
お尋ねの年間勤務時間数と交付金算定の上限額ですが、学校図書館支援員では、年間勤務時間数が175時間以上で上限額が20万円です。学校司書A1では、875時間以上で100万円です。学校司書A2では、1050時間以上で140万円です。学校司書Bでは、1505時間以上で200万円です。そして、学校司書Cでは、2015時間以上で280万円となっております。

 

2.交付金で想定している1日当たりの勤務時間は、学校図書館支援員が1時間、学校司書A1が5時間、学校司書A2が6時間、学校司書Bが7時間、学校司書Cが7時間45分です。時間単価は、1000円から1200円までとなっています。
実際に市町村から支払われている学校司書の報酬の時間単価は、750円から1245円まであり、市町村ごとに異なっていますが、1日当たりの勤務時間が長い学校司書が高い傾向にあります。
学校図書館支援員については、報償費や委託費という形で支払われている場合が多いです。
また、学校司書を社会保険の対象としている市町村教育委員会は9市町村で、勤務時間の長い学校司書を配置する市町村に多くなっております。

 

3.社会保険の経費についても、交付金の対象としておりますので、学校司書の勤務条件に応じて交付申請するよう市町村には伝えてまいります。
また、学校司書の報酬については、各市町村において他の職種の報酬とのバランスもあると思いますが、県の交付金は、学校司書の専門性や必要性を考慮して設定した額であるということを、引き続き市町村に説明していきたいと考えております。


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