（問）登下校中の児童を巻き込んだ交通事故防止対策について

１．京都府亀岡市、愛知県岡崎市、千葉県館山市とほぼ同時期に続いている児童を巻き込んだ交通事故についての認識を伺う。

２．最近の一連の事故も含めた登下校中の児童の交通事故防止について、現在までどのような対応をしてきたのか伺う。

３．最近の一連の事故も含めた登下校中の児童の交通事故防止について、今後県全体としてどのように取り組んでいく予定か伺う。

（答）教育長

１．登下校中の児童の交通事故防止についてお答えをいたします。

今回の京都府亀岡市等での一連の交通事故は、登校中の児童等の列に自動車が突っ込み、死傷者が発生するという大変痛ましいものでございます。改めて、子どもたちの安全な通学路の確保に取り組んでいかなければならないと認識したところでございます。

２．次に、登下校中の児童の事故防止の現在までの取組でございます。

　交通事故防止につきましては、これまでも、管理職や学校の安全担当者を対象とした研修会などを実施いたしまして、安全管理の面では、教職員の意識の向上や学校の組織体制の充実、安全教育の面では、児童生徒自身が自分の身を守るために危険を回避する能力の育成など、こういったことに努めてまいりました。

　また、各学校におきましては、危険箇所を表した安全マップの作成や、定期的な通学路の安全点検、保護者や地域の人による見守り活動など、子どもたちの安全確保に向けた取組が行われております。

　今回の事故を受けまして、県内市町村教育委員会、それから県立学校に対しまして、通学路の再点検など、児童生徒の安全確保に向けた取組を要請したところでございます。

３．今後の取組でございますが、さきほど土木部長から説明がありましたとおり、土木部、警察本部との連携によりまして通学路における対策の必要な箇所を把握をいたしまして、総合的な、必要な安全対策を行うということにしております。