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吉田議員(自民)

 

(問)公立高等学校の教職員数について

1.隠岐にある三つの高校の教職員数は来年どう変わるのか見通しを伺う。また、教職員の加配により、どういったメリットが考えられるのか伺う。

 

(答)教育長

1.二点についてお答えをいたします。まず一点目が、隠岐の三高校の来年度の教職員数の見通し、それから、加配された場合のメリットというご質問でございます。

 ご紹介ございましたが、今回の離島振興法の改正によりまして、離島の高校におきましては、教職員数につきまして政令で定める人数が加配されるということになりました。

 現在のところ、この政令の内容はまだ明らかにされておりません。県といたしましては、国に対しまして、隠岐三校の教員の加配について具体的に要望いたしておりますが、あわせまして、この加配の考え方、これを早急に示していただくように働きかけもしているところでございます。

 従いまして現状のところ、来年何人ということは、まだ申し上げられる段階にはございません。

 それから、この改正によりまして教員が増員ということになる場合のメリットでございますが、少人数指導など、よりきめ細やかな指導が行えるようになる、あるいは選択科目を増やすことで、例えば理系での進学に対応できる、それから指導者が増えることによりまして部活動も活性化される、こういったメリットがあると思っております。

 その結果、現在いろいろ取り組まれておりますが、従来島外に進学していた生徒が島に残るとか、あるいは県外からも高校生が入学をしてくると、こういったことが期待される訳であります。

 現在地元と高校で取り組んでおります高校の活性化事業にも大いに弾みになるものというふうに思っております。

 今後、国に対しまして、引き続き強く加配を要望していきたいというふうに思っております。

 

(問)竹島の日にちなんだ学校給食について

1.隠岐産食材あるいは島根県沖で捕れた海産物を使って、県下全小中学校に松江市の「竹島の日」の試みを広げることを提案するが、所見を伺う。

 

(答)教育長

1.ご紹介のありましたとおり、松江市では来年の「竹島の日」の前後に、隠岐産の食材を使った学校給食、あらめを使ったサラダ、というふうに聞いておりますが、そういった食事を提供し、あわせて子どもたちへの「竹島の日」の啓発を行いたいという計画と聞いております。

 私ども、こうした取組は、「竹島の日」の義を子ども達に理解させるうえで大変効果あるユニークな取組であると思っております。

 さっそく、教育委員会の広報誌等を活用いたしまして、各市町村に紹介していきたい思っています。

 今後こうした試みも含めまして、工夫をらした取組が県内各学校、市町村で広く行れることによりまして、子ども達の竹島へ関心が更に高まっていくよう努めてまいりたいと考えております。

 

 

 

 


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