問）全国図書館大会島根大会について

１．これまでの県内の取組もふまえ、今大会に対する所感を伺う。

（答）知事

１．藤間議員のご質問にお答えを申し上げます。

　私からは全国図書館大会に対する所感についてお答えをいたします。

　この全国図書館大会、ご紹介のとおり十月末に、二十五、二十六日に開催をされ、全国から延べ千四百人の方々が参加されたということであります。

　私は大会の開会式で大会長として歓迎の挨拶をし、若干この島根の取組などにつきましても言及をしたわけであります。

　全体で十二の分科会が開催され、議員ご紹介のとおり、島根県からは六分科会で十七の事例を発表をされたとこういうことであります。

　県の取組、学校司書の配置、市町村立図書館に図書を寄託して学校図書館で活用するとか、あるいは未就学児の読書習慣定着のための、子育ての絵本を市町村立図書館に寄託をするとか、あるいは、今般の古事記千三百年に関連した行事、行事と申しますか関連したものとして、学校図書館や公立図書館に、古事記や神話、あるいは郷土の歴史等にかかる図書を緊急に整備をするとかまあそんなことをやり、そういうこともあの紹介されたようであります。

　こうして、子ども読書県しまねの取組が全国にＰＲできたということは、議員のご感想と同様に私どもにとってありがたいことだったと思います。

　教育委員会のほうから聞きますと、参加者からは学校図書館活用教育など島根の取組について大変参考になったという評価をいただいたという話があります。

　また、島根県の図書館関係者にとりましても、他県の事例を勉強することにより、スキルアップを図ったり、あるいは図書館同士で連携をしたり、ネットワークを構築するいい機会になったという感想があったというふうに聞いております。

　この大会を一つの契機としまして、さらに図書館活用教育の充実など、県全体で読書活動の推進に取り組み、子どもたちの健全な成育、発育に資するよう我々も引き続き努力をしていきたいというふうに思います。以上であります。