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佐々木議員(自民)

 

(問)スポーツ振興について

1.今年八月に施行されたスポーツ基本法の基本理念について伺う。

2.スポーツ基本法第四条の地方公共団体の責務について、第十二条のスポーツ施設の整備について、その認識を伺う。

3.スポーツ振興に対する認識を伺う。

4.知事の学生時代の部活動の経歴と実績について伺う。

5.県体育協会会長としての決意を伺う。

 

(答)教育長

1.今、議員のほうからございました、さきの通常国会におきまして、新しくスポーツ基本法、制定をされました。この基本理念でございますが、今これも御紹介ございました、前文のほうに、スポーツは世界共通の人類の文化であると、こういうことから始まります前文にいろいろな理念がうたわれておりまして、ここにすべてのことが凝縮されているというふうに思っております。前文では、今のフレーズに続きまして、スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことが人々の権利であるというふうにうたわれております。あわせまして、青少年の育成、健康で活力に満ちた長寿社会の実現、社会活力と国民経済の発展、国際的地位の向上などこれらスポーツが国民生活の多面にわたり重要な役割を果たしているというふうに書かれております。私どもも、まさにそういうことだと認識をいたしております。

 それから、この法律の制定の目的でございますが、スポーツ立国の実現を目指して、国家戦略としてスポーツに関する施策を総合的かつ計画的に推進すると、こういうふうにうたわれておるところであります。

 

2.ただいまございましたスポーツ基本法の第四条では、地方公共団体の責務といたしまして、その地域の特性に応じた施策を策定をして実施をすること、これが定められております。また、十二条の第一項では、これは国と地方公共団体あわせた努力目標でございますが、スポーツ施設の整備でありますとか、スポーツ施設への指導者等の配置、こういったスポーツに関する必要な施策を講じなければならないというふうに定められております。

 県といたしましては、従来からスポーツの振興に努めてまいりました。新たにこのスポーツ基本法が制定されましたことを受けまして、今後とも、競技スポーツ、生涯スポーツの振興を図るための施策につきまして、一層の推進を図っていくことが必要であると感じているところでございます。

 それから、今回のスポーツ基本法の制定では、国の財政上の措置義務、これも盛り込まれております。今後とも国との連携に努めながら、責務を果たしていきたいというふうに考えております。

 

(答)知事

3.教育長から紹介がありましたように、スポーツ基本法が制定されたわけであります。前からスポーツ振興法があって、その精神はずっと受け継がれておるわけでありますけども、やはりスポーツというものは、子ども、青少年の成長、発育にとって大事なことでありますし、また大人にとりましても、体の健康と同時に、心の健康にスポーツというものが大変大事なわけであります。もろもろ必要でございますから、基本法もでき、世界各国もスポーツの振興ということを国策のようにして取り上げて推進をしているわけでありまして、県としましても、そういう広い観点から、スポーツの振興のため、そのための施設の整備等につきましても全力を挙げていく必要があるというふうに考えております。

 

4.子どものころは、ソフトボールとか野球とかやってましたし、中学校に入りましては、バスケットボールをやりました。非常にスピードを要するスポーツでした。それから、高校時代は忙しいせいもあったりしまして、クラブには入りませんでしたけれども、体育祭だとか、いろんなことに参加をしておったと。大学に入りましては、やはり体をちゃんと鍛える必要があるという思いもありまして、ほかの人が余り中学校、高校時代やってないスポーツとして、ホッケーというのがありまして、陸上ホッケーですけども、陸上ホッケーに入りまして、これを一生懸命やりました。大変厳しいスポーツですね。球が速いですから、走ったり、行ったり来たりしなきゃいかん。合宿なども大変厳しくて、中には合宿中、耐えられなくて逃げ出すような人もいましたけども、そういうことをいろいろやってまいりましたが、スポーツを通じて体を鍛える、あるいはもっと大事というか、そういうことを通じまして親しい友人ができるということ、これが非常に私にとってよかったことだと。田舎へ帰ったりしますと、やはり中学時代のバスケットボールの仲間というのが親しい友人でありますし、大学の学生時代の友人も、ホッケー部の仲間が非常に多いわけであります。そういうつき合いがずっと続いておると、こういうことでございます。

 

5.知事ということもありますが、体協の会長をしておるということで、スポーツの選手の方々、あるいは監督の方々、あるいはスポーツを振興される方々とお会いする機会は非常に多いわけであります。高校野球などでこれから頑張ってまいりますとか、あるいはこういう成績を残してきましたというようなことでお話を聞くような機会が随分ありますし、それから国体など、なかなか行けないんですけども、国体の開会式には先頭に立って歩くとか、あるいは国体に出るときには激励をする会がありまして、そこで皆さんを激励したり、あるいは七月、八月の夏休みの練習中には現場を、皆さんと分担してでありますけども、回って激励をするといったようなことがあり、スポーツ選手の活動、活躍を目にすることは非常に多いわけでありますし、また新聞などを見まして、やはり島根県の選手の活躍というのが新聞の紙面を大きく飾るわけでありまして、やはりそれだけスポーツに対する関心が、県民の皆さんが多いということではないかという認識をしております。そういう意味におきまして、スポーツの振興、県にとって大変大事な課題でございまして、体協会長としても、一生懸命それに尽くしていきたいというふうに考えております。

 

 

 

 


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