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園山議員

(問)IoT、AI、Edtechについて

1.世界各地の学校と交流し、単位の交換等を起案するにはEdtechの活用が避けて通れないと感じるが、こうした環境整備をどのように考えているのか伺う。

 

(答)教育長

1.最新の情報通信技術を活用した教育についてのご質問にお答えをいたします。

 情報通信技術のめざましい進展によりまして、地理的条件に左右されることなくインターネットを通じて、国内外の遠隔地の学校と、交流学習が可能となってきております。例えば、スーパーグローバルハイスクールであります出雲高校や隠岐島前高校においては、双方向の動画伝送アプリケーションを用いて、海外の高校生と交流をしております。

 一方、島根県の公共施設ネットワークであります全県域WANの回線容量の増速をすすめておりまして、全ての県立学校において、今年度中に毎秒50メガビットという超高速の通信環境が実現することになります。また、これに併せまして学校内の無線LAN機器の更新も進めておりまして、普通教室でもパソコンやタブレットを用いて、動画を送受信できる環境が整うことになります。従って、スーパーグローバルハイスクールと同様の取組を進めることが中山間地域・離島も含めて全ての県立学校で通信環境の面では技術的に可能になります。

 先ほど例に挙げましたスーパーグローバルハイスクールの取組のように、海外の高校生と英語を使って交流することは、英語の力やコミュニケーション力を向上させるとともに、国際社会に対する興味・関心を高め、多様な価値観や文化に触れ、グローバルな視野をもった生徒の育成に繋がっており、大いに意義があるものと考えております。このため、向上する通信環境を活用して、教育活動の質を高めていく観点から、スーパーグローバルハイスクールの具体的な取組内容を他校に紹介し、積極的な検討を促していきたいと考えております。

 なお、外国の学校との単位の互換の問題については、法令上の多くの制約が課せられるため、現行制度のもとでは困難な面があると考えております。以上でございます。

 


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