• 背景色 
  • 文字サイズ 

和田議員(民主県民)

 

(問)小中学校での囲碁活動について

1.文部科学大臣杯・少年少女囲碁大会で今年は小学校個人の部で出雲市の長谷川君が四位入賞したことを、知っているか伺う。

2.県内の小・中学校の囲碁の部活動状況、学校外の公民館などを利用した囲碁教室などの活動状況について人数等を伺う。

3.地域の力が子どもを育てる手本のように思うが所見を伺う。

4.島根の一つの宝でもある「本因坊道策名人」を縁に、部活動の普及の推進を図る考えはないか伺う。

 

(答)教育長

1.この度、和田議員の質問ということで、初めて知ったところでありますが、小学生がそういう所での活躍をしているということを聞きまして、たいへんうれしく思っております。

 

2.改めて調査いたしたところでありますが、小学校で、クラブ活動っていうのは、いわゆる正規の授業でありますが、これでやっておりますのが四十二校。児童数で申しますと四百五十人。この指導者は、特別非常勤講師とかあるいは、ボランティアです。

 中学校においては、大田一中一校でございます。卒業した関係で現在では生徒が一人だけが行っている結果となっております。

 また、公民館についても市町村教育委員会を通じまして、少し面倒な調査をお願いしたところですが、県内で二百九十八全部で公民館のうちで、四十一の公民館。講座の数でで四十三の講座あるいはサークルがありまして、その中で子どもの数は三百七人という数字になっております。

 指導者については二百十三人の方から指導を受けており、そういうふうなことです。

 

3.心豊かでたくましい子どもを育てるためには、学校、家庭、地域の三者が連携協力し、教育力を充実していくことが大切だと考えております。

 何事においても、熱中して取り組むことは良いことであり、ご指摘の囲碁クラブの例につきましても、地域の教育力の重要性を示す良いお手本であると考えております。

 

4.囲碁がクラブ活動あるいは、部活動で行われていることは、大変結構なことだというふうに思っています。今年の夏の高校文化祭でも、県内十校で行われております。この囲碁クラブの活動の生徒が選手あるいは役員として、この大会運営あるいは出場を果たしております。そういう意味では、右脳トレーニングあるいはコミュニケーションといったものでも大変すぐれたものがあると思っています。続いて、読書のことでもいただいたところですが、いろいろな形でのそういうことは必要だと思っております。

 クラブ活動あるいは部活動は、基本的にはその参加する子どもたちの興味や関心に基づいて行われということが原則だろうと。例えば、益田地区の百人一首が、これまた高校文化祭のテレビでも取り上げて、あるいは安来とか隠岐の民謡とか、あるいは特にいろいろなスポーツ活動そういうようなものがございます。囲碁もそうした中の一つとして、地域の地元のみなさんを中心にして盛んになることは望ましいと思っております。こういう地元での取り組みについては、我々も支援していきたいと思っております。

 

 


お問い合わせ先

島根県教育委員会

〒690-8502 島根県松江市殿町1番地(県庁分庁舎)
島根県教育庁総務課
TEL 0852-22-5403
FAX 0852-22-5400
kyousou@pref.shimane.lg.jp