食品ロス削減

食品ロスとは

 食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。

 日本の食品ロス量は523万トン(令和3年度推計)です。このうち、事業系は279万トン、家庭系は244万トンとなっています。これは、日本人一人あたりが毎日、お茶碗約1杯分の食べ物を捨てている計算になります。

 SDGs(持続可能な開発目標)では、目標12:つくる責任つかう責任で2030年までに、小売・消費者レベルにおける世界全体の1人あたり食品廃棄を半分にし、収穫後の損失を含めて生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減らす、となっています。さらにエシカル消費の取組みでも食品ロスの削減は大きなポイントであり、エシカル消費を進めることがSDGsの目標達成にも貢献できることにつながります。

 食品ロスの削減には、事業者と消費者双方の取組が必要です。食べ物を無駄にしないよう心がけて、みんなで食品ロス削減を推進しましょう。

 

食品ロス削減のために

 食品ロスの削減の推進に関する法律が令和元年10月1日に施行されました。この法律は、国、地方公共団体、事業者、消費者等の多様な主体が連携し、国民運動として食品ロスの削減を推進することを宣言しています。また、同法に基づき食品ロスの削減の推進に関する基本的な方針が令和2年3月31日に閣議決定されました。この基本的な方針を踏まえて、都道府県、市町村は食品ロス削減推進計画を定めるよう努めることとされています。

 食品ロスの削減の推進に関する法律において、毎年10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められています。

 

 県としては「もったいない」をキーワードとして30-10運動など食べ物を無駄にしない啓発の取組を引き続き進めます。

 

しまね流食べきりレシピ(県環境政策課ホームページ) 

 

食品ロス削減の啓発の取組(県消費者センター)

 

食べもののムダをなくそうプロジェクト(外部サイト、消費者庁ホームページ

 

 

企業広告
ページの先頭へ戻る