リハビリ部門紹介
入院患者様の早期退院への援助とともに、地域生活支援室の中で入院・外来作業療法部門を担当しています。
退院後のアフターケアとして訪問指導(デイケア、グループホーム、就労支援事業所、社会適応訓練事業等)に関与し、チーム医療の
中で治療効果をあげる努力をします。
作業療法とは
作業療法とは、日々目にする様々な活動(軽い運動、手工芸、生活活動など)を利用し、病状の軽減、気分の安定、対人交流、
作業能率の改善を図り、退院後の社会生活への自信や生活技能を学習し身につけてもらう療法です。
従って、注射や薬と同じように、開始に当たっては主治医の指示が必要です。
作業療法プログラム(平成28年度)
活動時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前9時から
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創作 | 歌の会 | 創作 | フィットネス | 創作 | |
午後1時から
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あした の会 |
ひまわり の会 |
なんでも講座 |
てんとう虫 クラブ |
教養講座 | いきいき講座 |
各プログラムの目的と内容
創作
革細工、ビーズ細工、編み物、木工など様々な手工芸を自分のためにあるいは家族の方のために作っています。(作品は持ち帰ることが出来ます)。
教養講座
季節の話題や行事について学習したり体験するプログラムです。
季節を感じることで、入院における生活の潤いと集団行動を通して他者との交流を図っていきます。
ひまわりの会
みんなでひとつの活動に取り組み、活動の振り返りを行うことで、お互いの良いところに気づき、社会生活への自信につなげることを目的としています。
あしたの会
一週間の目標を決めて日常生活を振り返りながら、自分らしく生活する方法についてみんなで考えていく集団プログラムです。
てんとう虫クラブ
「転倒無止(てんとうむし)」脚力アップを図り、転ぶことをできる限りゼロに近づけようとするプログラムです。
椅子に座って体操を行いますので、膝痛の人、体力の低下している人も参加できる内容です。
フィットネス
ストレッチ体操や軽スポーツ(バトミントン、ウォーキング、屋内ゲーム)で、気分転換と運動不足の解消を目指しています。
なんでも講座
入院中の生活時間を有効かつ有意義に活用していただくプログラムです。
自分で目的を持って退院までにやってもらう活動を支援する場です。
たとえば、本を一冊読み上げる、筆字の練習、パソコン練習、漢字や計算ドリルの自習など。
歌の会
他者の歌を聴いたり、好きな曲を選んで歌ったりなど、気分転換と集団の中で楽しむ体験的学習を行っています。
いきいき講座
頭の体操プログラムです。
簡単なゲームをしながら、季節の話題や情報に触れる機会です。楽しみながら行うことで気分転換を図ります。
お問い合わせ先
こころの医療センター
〒693-0032 島根県出雲市下古志町1574-4 ℡ 0853-30-0556 FAX 0853-30-2000