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新型コロナウイルス感染症の特徴について

新型コロナウイルス感染症の特徴について、詳しくは次のとおりです。

病原体

 新型コロナウイルス(SARS-CoV2)はコロナウイルスの一つです。コロナウイルスには、一般的な風邪の原因となるウイルスや、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や「中東呼吸器症候群(MERS)」ウイルスなどのいくつかの種類があります。

 令和4(2022)年6月現在、国立感染症研究所は、国内における感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される変異株として、 B.1.1.529系統(オミクロン株)を分類しており、現時点において世界で検出される株のほぼすべてがオミクロン株と考えられています。

感染経路

 感染者の口や鼻から、咳、くしゃみ、会話等のときに排出される、ウイルスを含む飛沫又はエアロゾル(飛沫より更に小さな水分を含んだ状態の粒子)を吸入するか、感染者の目や鼻、口に直接的に接触することにより感染します。

 ウイルスは粘膜に入り込むことはできますが、健康な皮膚には入り込むことができず表面に付着するだけと言われています。そのため、手洗いや消毒用アルコールによる手指衛生、マスクの着用、定期的な換気などの感染対策が有効です。

病状経過

 新型コロナウイルスに感染してから発症するまでの期間(潜伏期)は約5日間、最長14日間とされてきましたが、オミクロン株では約3日間と短縮傾向にあり、ほとんどの方は10日までに発症するとされています。また、感染後も無症状のまま経過する方は、2040%と考えられています。

 発症時の症状は、倦怠感(76%)、咳(58%)、発熱(52%)、鼻水(51%)、筋肉痛(41%)、喉の痛み(40%)の順に多くみられます。また、オミクロン株による感染では、嗅覚・味覚障害の頻度が減少し、鼻水や喉の痛みなどの風邪症状の頻度が増加していると報告されています。

重症化のリスク因子

 新型コロナウイルス感染症は自然に回復する患者さんが多いですが、特定の基礎疾患等のリスク因子があると、酸素投与や集中治療等が必要となる重症化のリスクが大きくなります。そのため、患者さんごとのリスクに応じた適切な療養につなげられるよう、保健所による疫学調査等において、これらのリスク因子の有無を確認させていただいています。

 一方、新型コロナウイルスに対するワクチン接種を適切に受けることは重症化リスクを低下させる有効な手段です。島根県では、ワクチン接種を希望する県民の皆さまに、速やかな接種が可能となるよう取り組んでいます。

 新型コロナワクチンについて(島根県のページ)

 

【主な重症化のリスク因子】

65歳以上の高齢者、高血圧症、固形臓器移植後の免疫不全、悪性腫瘍、脂質異常症、妊娠後半期、慢性呼吸器疾患(COPDなど)、心血管疾患、免疫抑制、調整薬の使用、脳血管疾患、HIV感染症(特にCD4<200/μL)、慢性腎臓病、肥満(BMI30以上)、糖尿病、喫煙

小児例の特徴

 新型コロナウイルス感染症の小児例では、無症状者/軽症者が多いことが特徴です。しかし、国内でのオミクロン株流行後には、発熱、けいれん、咽頭痛、嘔吐などの出現頻度が増加しているとの調査結果もあります。

 また、小児への感染経路は、これまで家庭内感染が大多数を占めていましたが、国内でオミクロン株の流行が拡大した令和4(2022)年1月以降、学校や保育施設での感染事例が増加しているため注意が必要です。

妊婦例の特徴

 妊婦が同年齢の女性と比較して、特に新型コロナウイルス感染症に罹患しやすいという報告はありません。もしも、妊娠中に新型コロナウイルスに感染しても、基礎疾患がない場合、その経過は同年代の妊娠していない女性と変わらないとされています。

 しかし、妊娠後期に感染すると、早産率が高まり、患者本人も重症化しやすいといわれていますので、感染予防に注意してください(ただし、妊娠初期・中期の感染で胎児に先天異常を起こすという報告はありません)。

 また、妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も、ワクチン接種の対象となっていますので、時期を問わず、接種をご検討ください。

罹患後症状

 新型コロナウイルス感染症になった後、治療や療養が終わっても一部の症状が長引く患者さんがいることが分かってきています。長引く症状(罹患後症状)は、時間の経過とともにほとんどの患者さんで改善すると考えられていますが、未だ不明な点も多いため、引き続き調査・研究が行われています

 

【代表的な罹患後症状】

疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、不眠、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下

 


お問い合わせ先

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