中山間地域を維持・活性化するために行政が力を入れるべき対策

 

〈 問11で「必要だと思う」、「どちらかといえば必要だと思う」を選択した方のみ 〉

 

問12 中山間地域を維持・活性化するために、今後行政が特に力を入れるべきだと思う対策を次の中から選んでください。(○は3つまで)

グラフ(中山間地域維持・活性化のための対策) 

 

 中山間地域を維持・活性化するために、今後行政が力を入れるべきだと思う対策については、「交通手段(道路・バス路線等)の整備・確保(48.7%)」が最も高い割合となっており、次いで「地域コミュニティ組織(自治会・集落など)への支援(39.5%)」、「保険・医療・福祉サービスの確保(37.2%)」、「農林水産業の振興(30.4%)」が30%以上となっている。

 

【地域別】

 「交通手段(道路・バス路線等)の整備・確保」は、出雲地区(53.6%)、大田地区(53.0%)、浜田地区、益田地区(ともに50.0%)が50%以上となっている。

 「地域コミュニティ組織(自治会、集落など)への支援」は、浜田地区(48.2%)が最も高く、次いで大田地区(45.5%)、雲南地区(43.3%)となっている。

 「定住・UIターンの促進」は、隠岐地区(37.5%)がその他の地域に比べ、割合が高くなっている。

 

【市郡別】

 「鳥獣被害対策」は、郡部(11.3%)が松江市(4.0%)、その他の市(7.2%)に比べ、割合が高くなっている。「交通手段(道路・バス路線等)の整備確保」は、松江市(48.4%)、その他の市(52.0%)に比べ、郡部(41.5%)の割合が低くなっている。

 

【過疎地別】

 過疎地別では大きな差はみられない。

 

【性別】

 「農林水産業の振興」は、男性(38.3%)が女性(23.3%)を15.0ポイント上回っている。また、「保健・医療・福祉サービスの確保」は、女性(41.8%)が男性(33.1%)を8.7ポイント上回っている。

 

【性・年齢別】

 「地域コミュニティ組織(自治会、集落など)への支援」は、男女とも70歳以上(男性58.9%、女性55.4%)が最も高く、他の年齢層と比べて10ポイント以上上回っている。

 「農林水産業の振興」は、男性50歳以上(50歳代40.2%、60歳代48.5%、70歳以上41.1%)が他の年齢層と比べて高い割合となっている。

 

【職業別】

 「農林水産業の振興」は、農・林・漁業(43.5%)が最も割合が高く、その他の職業は20〜35%前後となっている。学生は、「定住・UIターンの促進(55.6%)」、「情報基盤(ブロードバンド・携帯電話網等の整備(33.3%)」の割合が他の職業と比べて突出して高くなっている。

 

【ライフステージ別】

 「農林水産業の振興」、「地域コミュニティ組織(自治会、集落など)への支援」は、ライフステージが進むにつれ割合が高くなる傾向にある。反対に、「商工業の振興」、「観光・交流の促進」は、ライフステージが進むにつれて減少傾向にある。

 

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