県外への公共交通機関の利便性

問16 あなたは、県外への移動(旅行・出張など)で利用する公共交通機関(バス、鉄道、飛行機など)を便利だと感じていますか。

グラフ(県外への公共交通機関の利便性)

 

 

○付問(不便だと感じている方に)以前と比べてどうですか。

グラフ(以前との比較)

 

 県外への移動(旅行・出張など)で利用するバスや鉄道などの公共交通機関については、「不便だと感じている(37.9%)」が最も高く、次いで「便利だと感じている(29.1%)」、「利用しないのでわからない(28.2%)」となっている。

 「不便だと感じている」と回答した方の中で、以前に比べての評価は「変わらない(64.7%)」が最も高く、次いで「不便になった(21.0%)」、「便利になった(12.8%)」となっている。

 

【地域別】

 「便利だと感じている」は、隠岐地区(44.2%)が最も高く、最も低い益田地区(16.7%)とは27.5ポイントの差となっている。

 以前との比較では、「便利になった」は松江地区(17.4%)、出雲地区(17.8%)が高く、「不便になった」は大田地区(51.9%)が最も高くなっている。

 

【市郡別】

 市郡別では大きな差はみられない。

 以前との比較では、「不便になった」は郡部(28.8%)が高く、松江市(12.3%)とは16.5ポイントの差となっている。

 

【過疎地別】

 過疎地では「不便だと感じている(42.7%)」、「利用しないのでわからない(29.9%)」、「便利だと感じている(23.1%)」の順となっている。一方、非過疎地では、「便利だと感じている(35.0%)」、「不便だと感じている(33.4%)」、「利用しないのでわからない(26.9%)」の順となっている。

 以前との比較では、「不便になった」は過疎地(29.2%)が非過疎地(10.9%)を18.3ポイント上回っている。

 

【性別】

 性別では大きな差はみられない。

 以前との比較では、「不便になった」は男性(25.9%)が女性(16.3%)を9.6ポイント上回っている。

 

【性・年齢別】

 「不便だと感じている」は、男性では30歳代(47.5%)が高く、70歳以上では19.5%となっている。女性では、40歳代(47.5%)が高く、70歳以上では17.6%と低い割合になっている。

 以前との比較では、「便利になった」は、女性50歳代(21.4%)が他の年齢層に比べ高い割合となっている。また、「不便になった」は、男女とも70歳以上で最も高い割合となっている。

 

【職業別】

 「不便だと感じている」は、学生(56.3%)が最も高く、次いで管理・事務・専門技術職(54.1%)となっている。農・林・漁業では、「利用しないのでわからない(36.5%)」、「便利だと感じている(35.6%)」、「不便だと感じている(20.2%)」の順となっている。商・工・サービス・自由業では、「利用しないのでわからない(35.6%)」、「不便だと感じている(34.6%)」、「便利だと感じている(26.3%)」の順となっている。また、無職では、「便利だと感じている(33.9%)」、「不便だと感じている(31.2%)」、「利用しないのでわからない(30.6%)」がほぼ同率となっている。

 以前との比較では、「便利になった」は管理・事務・専門技術職(20.0%)が他の職業に比べ高い割合となっている。「不便になった」は、農・林・漁業と学生が33.3%で最も高く、商・工・サービス・自由業(14.1%)を19.2ポイント上回っている。

 

【ライフステージ別】

 「便利だと感じている」は、独身期(33.0%)、高齢期I(42.9%)、高齢期II(37.0%)で30%以上となっているが、家族成長前期(16.8%)では、20%以下となっている。

 以前との比較では、独身期と家族成長後期で「便利になった」が「不便になった」を上回っている。また、「不便になった」は、高齢期I(37.5%)、高齢期II(32.9%)で30%以上となっている。

 

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