平成26年度第7回調査集計結果

 

島根県では、生活習慣病を予防し、悪化を防ぐ仕組みを作ることによって、県民の健康づくりに取り組んでいます。

今回は、県民の慢性閉塞性肺疾患(COPD)や慢性腎臓病(CKD)に対する認知度などの実態を把握し、県民に対する正しい知識の普及を図るとともに、疾病の早期発見のための体制づくりに取り組むため、「慢性閉塞性肺疾患(COPD)や慢性腎臓病(CKD)について」をテーマに、しまねwebモニターの皆様のご意見をお聞きしました。

 

 

慢性閉塞性肺疾患(COPD)や慢性腎臓病(CKD)について

 

調査実施期間:平成26年12月15日(月)〜12月24日(水)

調査対象者数:373名(12月11日現在のしまねwebモニター数)

回答者数:233名

回答率:62.5%

 


 

肺気腫や慢性気管支炎など、喫煙が主な要因で発症し、生命を脅かす肺の疾患を総称して慢性閉塞性肺疾患(COPD)と言います。


【問1】あなたは、COPD(シー・オー・ピー・ディー)という病気を知っていますか。

COPDの認知度について
順位 選択肢 入力数 回答率
1 知らなかった 122 52.4%
2 知っていた 65 27.9%
3 言葉は聞いたことがあるが、内容は知らなかった 45 19.3%
- 未選択 1 0.4%
- 233 100.0%

 

 

【問2】問1でCOPDを「知っていた」と回答された方にお聞きします。

COPDについて知ったのはどのような方法でしたか。(複数回答可)

COPDを知った方法
順位 選択肢 入力数 回答率
1 テレビやラジオ 36 55.4%
2 医師や医療関係者から聞いて 24 36.9%
3 新聞 19 29.2%
4 インターネット 17 26.2%
5 雑誌、書籍 13 20.0%
6 市町村、保健所等の行政機関からの情報提供 8 12.3%
7 家族や知人から聞いて 7 10.8%
8 講演会やイベント 4 6.2%
- 回答対象者数 65 -

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

「肺年齢」とは、肺の健康状態を知る指標で、肺活量などの検査結果から計算されます。「肺年齢」からCOPD発症の可能性を知ることができ、病気の予防や早期発見に役立てることができます。


【問3】あなたは、「肺年齢」の検査について知っていましたか。

「肺年齢」の検査の認知度について
順位 選択肢 入力数 回答率
1 まったく知らない 123 52.8%
2 「肺年齢」という言葉は聞いたことはあるが、どのような検査か知らない 74 31.8%
3 どのような検査か知っているが、検査を受けたことはない 23 9.9%
4 知っているし、検査を受けたこともある 12 5.2%
5 未選択 1 0.4%
- 233 100.0%

 

 

【問4】COPDの最大の原因は喫煙ですが、あなたは、次の内容を知っていましたか。次の中から、知っていたものをすべて選んでください。(複数回答可)

COPDに対する理解
順位 選択肢 入力数 回答率
1 COPDの原因の90%以上は喫煙である 82 35.2%
2 COPDの主な症状は、慢性的な咳と痰、息切れである 66 28.3%
3 喫煙経験のある40歳以上の人の8人に1人は、COPDの可能性がある 29 12.4%
4 COPDは、日本人の死因順位第9位である(平成25年人口動態統計による) 8 3.4%
- 未入力 121 51.9%
- 回答対象者数 233 -

 

【問5】COPDについてあなたが知りたいことを、次の中から3つまで選んでください。

COPDについて知りたいこと
順位 選択肢 入力数 回答率
1 COPDを予防するための生活習慣や注意事項 150 64.4%
2 COPDが疑われるときの症状やその対応 143 61.4%
3 COPDを発症する原因やメカニズム 109 46.8%
4 「肺年齢」の検査を実施している医療機関の情報 99 42.5%
- その他(過去の喫煙習慣との関連など) 8 3.4%
- 未入力 11 4.7%
- 回答対象者数 233 -

 

 

「蛋白尿などの腎障害の存在を示す所見」や「腎機能低下」が3か月以上続く状態のことを慢性腎臓病(CKD)と言い、病状が進行すると人工透析が必要となるなど健康に重大な影響がある病気です。


【問6】あなたは、CKD(シー・ケー・ディー)という病気を知っていますか。

CKDの認知度について
順位 選択肢 入力数 回答率
1 知らなかった 156 67.0%
2 知っていた 40 17.2%
3 言葉は聞いたことがあるが、内容は知らなかった 36 15.5%
- 未選択 1 0.4%
- 233 100.0%

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

【問7】問6でCKDを「知っていた」と回答された方にお聞きします。

CKDについて知ったのはどのような方法でしたか。(複数回答可)

CKDについて知った方法
順位 選択肢 入力数 回答率
1 医師や医療関係者から聞いて 19 47.5%
2 テレビやラジオ 17 42.5%
3 インターネット 10 25.0%
4 雑誌、書籍 9 22.5%
5 新聞 8 20.0%
6 家族や知人から聞いて 7 17.5%
7 市町村、保健所等の行政機関からの情報提供 4 10.0%
8 講演会やイベント 3 7.5%
- 回答対象者数 40 -

 

【問8】これまでに健康診断や人間ドックなどで尿蛋白に異常があったことがありますか。

尿検査の異常について
順位 選択肢 入力数 回答率
1 なかった 185 79.4%
2 あった 33 14.2%
3 わからない 12 5.2%
4 未選択 3 1.3%
- 233 100.0%

 

【問9】問8で異常が「あった」と回答された方にお聞きします。

異常があったときに、再検査を受けましたか。

尿の再検査について
順位 選択肢 入力数 回答率
1 受けた 23 69.7%
2 分からない 2 6.1%
3 受けなかった 7 21.2%
- その他(治療中である 1 3.0%
- 33 100.0%

 

【問10】問9再検査を「受けなかった」と回答された方にお聞きします。

再検査を受けなかった理由は何ですか。

再検査を受けなかった理由
順位 選択肢 入力数 回答率
1 大した異常だとは思わなかった 4 57.1%
- その他(主治医の指示に従ったためなど) 3 42.9%
- 7 100.0%

 

【問11】あなたは、家庭で血圧を測る習慣がありますか。

血圧を測る習慣の有無
順位 選択肢 入力数 回答率
1 習慣がない。 140 60.1%
2 習慣がある。 70 30.0%
3 以前は測っていたが現在は測っていない。 21 9.0%
- 未選択 2 0.9%
- 233 100.0%

 

 

【問12】CKDについて、あなたは次の内容を知っていましたか。次の中から、知っていたものをすべて選んでください。(複数回答可)

CKDに対する理解について
順位 選択肢 入力数 回答率
1 CKDの治療の一環として、栄養指導が大事である。 57 24.5%
2 CKD患者は脳血管疾患や心筋梗塞も発症しやすい。 47 20.2%
3 CKDの発症や重症化の予防のためには日ごろから血圧を測ることが大事である。 36 15.5%
- 未入力 143 61.4%
- 回答対象者数 233 -

 

 

【問13】CKDの発症や重症化を予防するために取り組むとよいことについて、次の中から、知っていることをすべて選んでください。(複数回答可)

CKDの発症や重症化の予防について
順位 選択肢 入力数 回答率
1 塩分を控える 104 44.6%
2 規則正しい生活 103 44.2%
3 定期的な健診受診 92 39.5%
4 適度な運動 85 36.5%
5 お酒を飲み過ぎない 73 31.3%
6 禁煙 69 29.6%
- 未入力 84 36.1%
- 回答対象者数 233 -

 

 

【問14】CKDについてあなたが知りたいことを、次の中から3つまで選んでください。

CKDについて知りたいこと
順位 選択肢 入力数 回答率
1 CKDを予防するための生活習慣や注意事項 155 66.5%
2 CKDが疑われるときの症状やその対応 145 62.2%
3 CKDを発症する原因やメカニズム 122 52.4%
4 CKDの検査内容や方法 72 30.9%
5 その他(検査結果の数値の見方など) 8 3.4%
- 未入力 19 8.2%
- 回答対象者数 233 -

 

 

 

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