平成21年度第9回しまねwebモニター調査ご意見に対する回答

テーマ:しまね循環型社会について

 

 上記テーマについての調査結果のうち、問16にいただいた代表的なご意見と、それに対する回答です。

 (全体の集計結果はこちら

 

 

問16循環型社会の推進などについて、ご意見・ご提案がありましたらご記入ください。

 

代表的なご意見

回答

問16の回答
 
私が子供の頃、夏休みに廃品回収をしたり、ベルマークや古切手の回収などをしていましたが、このような活動を親と子供が一緒になってすることで、子供にもリサイクル意識が根付くのではないかと思います。
 
地域での自主的な資源回収の取り組みは、リサイクルの推進にあたって大事な役割を担っていただいています。市町村では、このような取り組みに対して、助成をしているところもあります。
ご意見にあるとおり、そうした身近な生活の中での体験から、子供のころから環境についての理解を深めていくことは、とても大事だと思います。
県では、地域での地球温暖化防止や循環型社会づくりの推進を目的とした市町村の協議会の活動に対して、助成制度を設けて支援しています。こうした活動の中で、ぜひ親子・地域住民が一緒になって、3Rに取り組んでいただきたいと考えています。

循環型社会の形成には個人の意識改革が大切ですが、それと同様に企業と行政の取り組みが必要と思います。厳しい経済環境の中だからこそ、民間企業や行政の率先した取り組みや仕組みづくりがポイントだと思います。

家庭から出される一般廃棄物については、県民の皆さんに3Rの取り組みをしていただいていますが、製造業などの企業から出される産業廃棄物についても、削減の取り組みを求めています。
県では、産業廃棄物の排出事業者等に「島根県産業廃棄物減量税」を納付してもらうことにより、自ら排出量の削減に努めていただくとともに、税収を活用して事業者のリサイクルの支援などの取り組みを行っています。
 
循環型社会を推進するための取り組みはいろいろなされていますが、その結果をどの程度フィードバックされ、どの程度成果が上がっているのでしょうか。

県では、「しまね循環県社会推進計画」に基づき、県民・事業者・行政が一体となって取り組むこととしています。取り組みの進捗については、「しまねwebモニター調査」や県民・事業者・市町村等への調査を実施し、毎年度「しまね循環型社会の現状報告」として取りまとめ、県のホームページで公表しています。
県民や事業者の意識や取り組みは年々向上していますが、廃棄物の数値目標である排出量や最終処分量の削減は、十分に進んでいない状況にあり、今後一層取り組みを推進していきます。
 
循環型社会の推進はぜひとも必要と思いますが、スーパー等で販売されている多くの商品が過剰包装されているようです。消費者だけでなく、販売する側も循環型社会の推進の観点から積極的に過剰包装を改善するべきと考えます。

スーパーなどの店舗については、容器包装リサイクル法に基づいて、簡易包装化などの推進が求められています。
また、県では、廃棄物の減量化等を推進するため、簡易包装や資源ごみの回収等に取り組む店舗を「しまねエコショップ」として認定しており、こうした店舗の積極的な利用をお願いします。

 

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