２．デジタル田園都市国家構想への期待

○山陰中央新報（原田）：来年の国の予算案の編成が今、大詰めを迎えています。地方としては、一つはデジタル田園都市国家構想がどうなるかっていうのが、私どもも注目して見ているんですけども、知事は、これに関して何か期待等ありましたらお願いします。

○丸山知事：田園都市っていう形で、大都市部じゃないエリアに目を向けていただいている、新内閣、岸田内閣の目玉政策でありますから、大変期待いたしております。

　デジタル化ということが、コロナの感染拡大に伴って広がってまいりましたし、そして、遅れている部分も顕在化しましたから、そういったところを直していくということ、また、それを積極的に使っていくという両面から進むと思いますので、そういった対策が積極的に展開されて、物理的な距離というものをデジタルとか通信といったものを通じて埋めていける社会を日本隅々に展開をしていこうという政策として期待をいたしております。

○山陰中央新報：基盤整備は国が実施することになるとは思うんですけれども、一方で、それを活用していくのは地方の役割になってくるかと思うんですけども、何か活用案というか、想定されてるものとか、何か、今の段階で、構想でもいいんですけど、何かありますか。

○丸山知事：ありません。デジタル田園都市構想の、構想のものに対して構想はちょっと無理ですよね。具体的な事業が出てきてから考えることではないかというふうに思います。

○山陰中央新報：分かりました。