11月9日質問項目2

2.飲食店利用に関する要請内容の緩和

○山陰中央新報(佐々木):先ほど飲食店利用の人数制限、20人以下に緩和されると発表されましたが、10月以降、段階的に緩和を発表されておりますが、今後もそういうふうに段階的に人数制限というのは緩和していかれるお考えでしょうか。

○丸山知事:先々は分かりませんね、まだ。20人では窮屈だというケースもあるでしょうから、24人までできるんじゃないかという状況ができたら24人とか28人とか、目安を示さないとなかなか物が進まないので、そこは、今やってる状況で問題が生じなければもう一段進めていくということっていうのは基本的に継続していきたいなと思っておりますけども、時間制限が5時間以内だとか、人数制限が100人以内だとかっていう、そこまで上げても意味がないでしょうから、おのずと数字の置き方というのは限界があるんだろうとは思いますけども、それぞれ、時間にしても人数にしても、延ばせる余地がないかどうかというのは常々頭に入れて、できる状況になったらそういったことをお示しをしていきたいというのが私の今の考えです。

○山陰中央新報:一方で、人数制限の撤廃については、どういった状況だったら全面解除ということになりますでしょうか。

○丸山知事:分からない。結局、県知事が例えば30人と言っているから30人でやっていいやというふうに県民が思われるかどうかもあるわけですよ。こんなときに30人で本当に大丈夫かよと思われたら、県知事が30人と言ったところで、30人での会合は開かれないですよね。だから、客観的にそういう状況に、演繹法とか、方程式を解いてこの数字が出てくるみたいなものとして出てくる数字ではないので、やってみた数字で問題が起きなければ、もう一段できるんじゃないかっていうふうな、そういう実証的な、数学でいうと帰納法的な数字だと思うので、そういう数字は置いていきたいと思いますけど、全面解除というのは、コロナがやはりインフルエンザみたいに五類相当になっていくとか、そういうタイミングにならないとなかなか皆さんの気持ちがそういうふうにならないんじゃないかという感想を持ちますけど、ちょっと分からないですね。

○山陰中央新報:すみません、人数制限の緩和に伴って、知事の実感として、客足が戻ってきたかどうかというのは、どのように思われますか。

○丸山知事:私もあんまりまだ出てないので、よく分からないですけど、数字を上に上げていくので、その数字に近い会合がどんどん増えていくというのが私は望ましいんですけど、飲食業が活力を取り戻してもらうというためには望ましいと思いますが、なかなかそのとおりになるかどうかというのは、それは分からないですね。ただ、20人という数字を置きますと、普通の県庁内の課の体制でいえば、多分半分ぐらいは課の単位としては収まるでしょうから、テーブル方式の6人がけのテーブルを連ねていくという形じゃない、大きな忘年会なり新年会とか、送別会とか歓迎会というものが開きやすい状況にはなっているというふうに思いますし、通常の事業所でも1課20人であれば大分、その中に収まるケースは多いでしょうから、こういった数字を少しでも広げていくというのは大事なことだと思っていますので、今の新しい数字で問題が起きなければ、次の数字を置くタイミングというのを探っていかなきゃいけないというふうに思っております。

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 

○読売新聞:すみません、読売新聞の林です。

 ちょっと1個、教えていただけたらでいいんですけど、ちょっとふざけたような質問で恐縮なんですけども、飲食の人数制限の関係で、ちなみに県庁の職員さんとかの飲み会、もう既に何か、特に制限を設けずやってもらってるということならあれですけれども、忘年会とか、もうシーズンも近づいてきて、具体的な、知事としてどういう感じでやってもらってるとかって何かありますでしょうか。

○丸山知事:こういう基準を示しているので、この範囲できちんとやってくれというふうに県庁内では、商工労働部からお願いをしております。

○読売新聞:積極的にやってもらう感じのお願いなんですかね。どうでしょうか。

○丸山知事:それは、その範囲内では積極的じゃないですか。だから、範囲をはめてる意味では積極的じゃないけど、一定のたがをはめて、その中で積極的にやってもらいたいということです。

○読売新聞:分かりました。ありがとうございます。

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