4月27日質問事項6

6.離島での感染確認

○山陰中央新報:山陰中央新報の佐々木です。よろしくお願いします。

 すみません、コロナ関連でちょっともう1問お願いしたいんですけれども、21日に離島の海士町のほうで初めて感染が確認されましたけれども、離島の感染拡大の封じ込めとか、そういったことに対するお考えをちょっとお願いいたします。

○丸山知事:やることは基本的に変わらないです。コロナ対応というのは、場所によって変わるもんじゃないので、感染が確認された方から情報をいただいて、どういう行動を取られたかっていうことを教えていただいて、接触した方、濃厚接触だったり、濃厚でない接触だったり、または接触した可能性のある方をリストアップしていって、その方々から検体採取を効率的に早く行って、早く検査にかけて、陰性か陽性かということを判定していく。そして、陽性が確認されれば、無症状の方も含めて入院していただいて、感染が広がらない、かつ、その治療に専念していただくということをやっていくわけですけども、違いは、検体の搬送だったり患者さんの搬送という意味で、地元の病院に入ればいいというわけにいかない可能性がありますから、そういった検体搬送と同じで、患者さんの搬送というのを、いろんな手段を含めて、早く、迅速に行っていくと。要するに、交通アクセスが本土に比べると限られていると。それから、医療の体制が、島内だけでいくと、脆弱ですから、そういった意味で、迅速な検体なり患者さんの搬送ということを本土側のいろんなリソースも使いながら迅速にできるだけやっていくということが離島の直接の課題かなと思ってます。島民の皆さんの御不安も当然大きいと。医療体制が脆弱だとか、そういった意味で、本土よりも患者さんの搬送だとか検査が遅くなるんじゃないかといった御不安もありますので、そういったこと、疑念が招かれないように、それを着実にやっていくということで、感染拡大を抑えていく。感染が判明した時点で、一定の感染者は生じてるということはあり得ることなので、それを早く見つけていくということを通じて、それ以上の感染の広がりをなくしていくということに尽きるかなというふうに思っております。

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 もう1問お願いします。海士町が独自のまん延等防止措置を発令されましたけれども、受け止めをお願いいたします。

○丸山知事:別に特別何か強烈なことをやるということよりは、小学校を一定期間休校をする。で、不要不急の外出とか島をまたぐ移動を控えてもらうといったことをまとめて町長のほうでメッセージを出されてるということでありますから、感染拡大のためにそれぞれやらなきゃいけないことをトータルパッケージとしてまとめられて、必要なお願いをされてるということですから、感染拡大区域で緊急事態宣言地域とかまん延防止等重点措置地域のように物すごく不自由になるというモードでもないのかな、控えれるものをきちんと控えてもらうということで、念には念を入れて、町民の皆さんに町のほうで呼びかけをされてるというふうに冷静に受け止めております。

○山陰中央新報:ありがとうございます。

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