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石見臨空ファクトリーパークの現状と将来について(追加意見)


 

【提案No.A2019-00236】9月2日受付

 

 丸山知事は4月30日の着任日に萩・石見空港でPR活動をされ、県西部の産業振興に強い意志を示されました。

 石見臨空ファクトリーパークは、空港に近い立地を生かして企業誘致を図る目的で開発した県営工業団地です。しかし現在の状況を見ると、環境問題は年々悪化してきており、コンビニエンスストアや食堂、独身寮や社宅等の労働福祉施設は周囲に皆無で、工業団地としての将来が危惧されます。この地域の交通体系や雇用確保、若者の永住等に重要な影響を及ぼすものであり、未来を考え現状を打破するために、県主導で是非力強い施策を進めるようお願いします。

 

【提案No.A2019-00241】9月2日受付

 

 私は地元の石見臨空ファクトリーパークに強い関心を持ち、ボランティアとして羽原スポーツ広場の植栽管理や道路沿線の不法投棄ゴミの回収などに長年取り組んできました。

 昨年は6回提案をし回答は受けましたが、状況に何の進展もありません。新しい知事の県政に対し、あらためて石見臨空ファクトリーパークの環境整備等について以下のとおり意見を提出します。

  1. 県主導による県、益田市、島根県土地開発公社の役割分担の見直し、予算措置
  2. 県主導による進出企業を訪問しての意見交換
  3. 進出企業が利用する萩・石見空港へのアクセス、道路環境の整備
  4. 地域性を考えた環境整備
  5. 県が現状を把握する必要があるが、今年度現場へ何回こられましたか。

 

【回答】11月27日回答

 

 石見臨空ファクトリーパークについて、ご意見をいただきありがとうございます。

 また、日頃より環境美化活動などご協力いただいていることに、あらためて感謝申し上げます。

 石見臨空ファクトリーパークについては、益田市を中心とした石見地域の雇用創出や地域経済の発展に欠かせないものと考えており、県では以下のような取り組みを行っています。

 

(分譲促進)

  • 萩・石見空港に近接する強みを活かし、関東方面の企業経営者を対象に、石見臨空ファクトリーパークや県西部の立地環境を見ていただく石見地域視察ツアーを実施しています。
  • 石見臨空ファクトリーパークに特化して県外で企業誘致活動を行う企業誘致特任員を増員しました。
  • 新たに進出する製造業企業を対象として、人材確保・育成の経費や、萩・石見空港の運賃について支援する助成制度を創設しました。

 

(環境美化)

  • 除草・伐採等の環境美化活動については、島根県土地開発公社、益田市が、それぞれの所有地について実施しています。
  • 島根県土地開発公社が管理している未分譲地の除草・伐木については、主に県外企業の視察時や、進出企業への分譲時に実施していましたが、広範囲にわたる草木の繁茂により公道通行上の安全面や廃棄物の不法投棄の恐れがあることから、毎年度計画的に実施することとし、今年度については年内の作業開始に向けて調整しているところです。
  • 益田市が管理する市道周辺の区域については今年度既に実施されており、農道周辺についても年度内に実施される予定です。

 

(立地企業や周辺環境の状況把握)

  • 県では、毎年度、県内の立地企業のフォローアップ訪問を実施しており、業況や雇用状況等のほか、交通や用水など立地環境に関する行政への意見や要望についても伺っています。石見臨空ファクトリーパークの入居企業に対しては、今年度は12月頃に実施する予定にしております。
  • 加えて、毎年度開催される「石見臨空ファクトリーパーク立地企業連絡会」では、益田市と共に立地企業の意見を聞く機会を設けているところです。今年度は既に7月に実施したところです。
  • 上記のほか、適時、企業訪問により伺った意見・要望に対してフォローアップを実施しています。

 

 今回いただきましたご意見を参考にさせていただき、引き続き職員が現場に足を運び、市とも情報共有を図りながら、分譲促進や環境整備に取り組んでまいります。引き続きご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

(商工労働部企業立地課)

 

【提案No.A2019-00463】1月7日受付

 

(分譲促進)

  • 以前は関西方面でも誘致活動を行っていたと思いますが、今は関東方面のみを対象としているのですか。

 

(環境美化)

  • 以前の回答は益田市、島根県土地開発公社及び県の3者で対応するとのことでしたが、今回の回答では益田市と島根県土地開発公社の2者なっていますが、どういうことでしょうか。
  • 不法投棄については、場所を指定して防止に努めたり、長年にわたりパトロールをして回収に努めています。最近分譲地内に粗大ゴミが目立って投棄されています。誰がそのゴミを回収するのですか、現状はボランティアのみです。益田市も県もゴミの回収はまったくありません。

 

(立地企業や周辺環境の状況把握)

  • 県内の立地企業のフォローアップ訪問を12月に行うとありますが、実施されましたか。
  • 7月の立地企業連絡会は山陰道についての県の報告のみだったと、出席者からお聞きしています。その他の要望の件についてはどうなっているのですか。
  • 職員があまり現場に足を運ばなくなったことが、現状の環境問題に大きく影響していると思います。担当者の常駐、出向が必須と考えます。

 

【提案No.A2019-00464】2月17日受付

 

 数年に1回実施された分譲地側(道路)の草刈りの結果、ファクトリーパークの環境が変ってたと感じます。固い木や雑草も取り除きました。今後も継続した草刈り作業をお願いします。また、未分譲地内の草刈りはどのような計画でしょうか。草刈り後の処分方法も分譲地で処分するように変えるべきと思います。

 草刈り後の効果として、大型車の運行に支障がなくなった、毎日散歩するご夫婦や青年の声として「道路が広くなり明るく感じる」、反対側の市の担当箇所と整合性がとれた、ということが挙げられます。

 一方課題としては、これまで我々が不法投棄ゴミの回収に努力してきましたが、将来もゴミの投棄は減少しないと思われ、後継者もいません。

 

【回答】3月31日回答

 

 石見臨空ファクトリーパークについて、ご意見をいただきありがとうございます。

 また、日頃より環境美化活動などご協力いただいていることに、あらためて感謝申し上げます。

 石見臨空ファクトリーパークについては、益田市を中心とした石見地域の雇用創出や地域経済の発展に欠かせないものと考えており、県では以下のような取り組みを行っています。

 

(分譲促進)

  • 石見臨空ファクトリーパークの分譲促進については、近接する萩・石見空港の東京便をPRポイントとして、関東方面の企業を対象に石見地域視察ツアーを実施しています。結果、関東から1社の進出がありました。
  • 関東以外の地域についても、大阪、広島、名古屋の県外事務所を中心に誘致活動を展開しているところです。

 

(環境整備)

  • 今年度、県主導において、工業団地の管理者である島根県土地開発公社と地元益田市と共に協議を行い、それぞれの所有地について責任をもって管理することを確認し、除草や伐採を実施しました。
  • 除草後の草木については、今年度は一部を益田市の施設で引き受けてもらうことでコストの圧縮を図りました。
  • 次年度以降も安全面やコスト等を考慮し、適宜工夫をしながら行っていきます。
  • 日頃、工業団地の見回り及び不法投棄ゴミの回収につきまして、ご協力賜り感謝申し上げます。県、益田市、島根県土地開発公社の職員も、出張の都度、見回りや不法投棄ゴミの回収を行うこととしています。

 

(立地企業や周辺環境の状況把握)

  • 以前もご回答したとおり、立地企業の安定的な事業運営のため、継続的なフォローアップ訪問を実施しており、益田市内の企業については12月に実施いたしました。
  • 「石見臨空ファクトリーパーク立地企業連絡会」では、国からは山陰道について、県からは企業誘致の現状について、それぞれ情報提供するとともに、立地企業様から業況等のお話を伺いました。

 

 今回いただきましたご意見を参考にさせていただき、引き続き職員が現場に足を運び、市とも情報共有を図りながら、分譲促進や環境整備に取り組んでまいります。引き続きご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

(商工労働部企業立地課)

 


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