毎年のように繰り返される想定外の水害が、全国的に被害を与えています。幸い島根県は千曲川の堤防決壊のような氾濫被害はありませんでしたが、今後の不安が残ります。
今の河川管理施設等構造令第19条に「堤防は、盛土により築造するものとする」とあります。いわゆる「土堤原則」で、行政は今の時代にも頑なに前例主義でこれを守り続けています。紀元前から行われていたであろう「土」を盛って造る堤防(土堤)に、防災の重大な責任を負う構造物としての役割を果せる科学的な根拠は一切ないという主張を、ある本で読みました。一級河川の管理者は国(国土交通省)ですが、千曲川被害を踏まえ、知事から国へ提言されるなど島根の防災の充実をお願いします。
河川の堤防は、国の基準において土堤とすることが原則とされており、本県においてもこれに従い整備を進めています。
なお、近年の頻発、激甚化する水害を受け、国においては新たな堤防強化対策について検討を始められ、一部対策も実施されていることから、本県としましてもこれらの動向を注視しながら引き続き安全性の確保に努めてまいります。
(土木部河川課)
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