高齢者限定免許の創設に伴う自動車の買い換え補助について


 

【提案No.A2019-00309】11月18日受付

 

 先日、TVのニュースで、高齢ドライバーによるアクセルとブレーキの踏み間違いの事故が増加しているので、一定の年齢になるとブレーキサポート等の安全装置が装着された車のみ運転できる限定免許を検討していると言っていました。バスなどの公共交通の少ない(またはない)地域では、病院や買い物に行くにはどうしても自家用車を使用するしかありません。

 限定免許が創設された時、それらの安全装置のついた車に買い換えるのに、行政からの補助はあるのでしょうか。

 

【回答】12月12日回答

 

 安全運転支援機能を有する自動車「安全運転サポート車」を前提とした、高齢者が運転できる免許制度の創設に向けて、現在、国において制度の在り方や安全運転支援機能の技術的な基準、性能などについて検討が進められており、今年度中に結論が出されることとなっています。

 この安全運転支援機能とは、具体的には「衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)」や「ペダル踏み間違い時加速抑制装置(急発進抑制装置)」等による支援機能であり、現在新車販売されている自動車の約8割には既にこれらの安全運転支援装置が搭載されています。

 現時点において、国、島根県、県内各市町村では、安全運転支援装置が搭載されている自動車の購入に対する補助制度はありませんが、国においては「安全運転サポート車」の市場導入を加速化する措置が検討されているところです。

 こうした国における検討状況を注視しながら、県としては、高齢運転者をはじめ多くの県民の皆さんに安全運転支援装置を搭載した自動車を使用していただけるよう、まずは、引き続き体験型の講習会を各地で開催するなど普及啓発に努めてまいります。

(地域振興部交通対策課)

 


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