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謹んで新年のご挨拶を申し上げます

島根県知事溝口善兵衛
昨年は、古事記編さん1300年を記念して、114日間にわたり「神話博しまね」を開催し、県内外から多くの方にご来場いただきました。
県内各地でも、関連イベントを開催し、あらためて故郷の歴史や文化、伝統の素晴らしさを感じていただけたことと思います。
今年は、出雲大社で60年に一度の「大遷宮」が執り行われます。
県では、引き続き、「神々の国しまね」プロジェクトに取り組んでまいります。
さて、昨年は竹島の領有権問題が、国内外のメディアで大きく取り上げられました。
県は、竹島問題の一層の啓発に努めるとともに、国に対しては、竹島に関する所管組織の設置や国外への広報の強化を求めるなど、竹島の領有権回復に向けた取り組みを進めてまいります。
「活力ある島根」を目指し、島根の魅力を最大限に生かした取り組みを先頭に立って行ってまいりますので、県民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

島根県知事溝口善兵衛

隠岐元気あふれる宝島

平成25年4月に改正離島振興法が施行されます。
今回の改正では初めて離島振興を国の責務と明記し、定住、交流に着目した離島活性化交付金制度の創設などが盛り込まれました。
新法制定にも匹敵する大規模な改正で離島に注目が集まります。
この離島振興の鍵を握るのは地元住民。
隠岐では島で生まれ育った人、Iターンした人が、交流促進や産業活性化など各分野で活躍しています。


海士町●巡(めぐり)の環(わ)


平成20年に設立された企画制作会社「巡の環」。
平成19年にトヨタ自動車を退社してIターンした阿部裕志社長が、仲間とともに起業しました。
社員6人全員がIターン。阿部社長は「この島が将来の日本のモデルになる」と確信しています。
地域に根ざす「地域づくり事業」、地域から学ぶ「教育事業」、地域を伝える「メディア事業」の3つの事業を展開しています。
現在、力を入れているのが「教育事業」です。
このうち、企業向けの社員研修プログラム「海士五感塾(あまごかんじゅく)」は参加者が町の自然や文化、住民とのふれあいを通じて人間力の向上を目指す内容で、大手企業の利用もあります。
昨年11月には、都市と農村漁村をつなぐ活動が評価されて「第10回オーライ!ニッポン大賞」を受賞。
12月には著書「僕たちは島で、未来を見ることにした」を出版し、PRを強化しています。
阿部社長は「目指すは地域に根ざしたビジネスを展開する『田舎ベンチャー企業』。
この島から新しいライフスタイルを提案したい」と意気込んでいます。

全員がIターンの「巡の環」の社員の写真
全員がIターンの「巡の環」の社員

企業向けの社員研修プログラム「海士五感塾」の写真
企業向けの社員研修プログラム「海士五感塾」

阿部裕志(あべひろし)社長の写真
阿部裕志(あべひろし)社長
 

西ノ島町●はっぴい


女性グループ「はっぴい」は平成20年4月に発足。
浦郷に観光交流センターがオープンしたのと同時に、同センター内でエコショップを開きました。
メンバーはIターンを含めた40〜70歳代の女性15人。
日用品や古着などの委託販売、イベント時の弁当販売、憩いの場つくりに励んでいます。
浦郷はかつてフェリーの寄港地でしたが、寄港しなくなり、寂れていくのではないかと危惧されていましたが、今では「はっぴい」の活動が活気を与えています。
現在、力を入れているのがオリジナルのハンバーガーづくりです。
特産のアジやアゴ(トビウオ)、白イカのすり身を混ぜあわせたパテに、試行錯誤した特製ソースをつけて食べる健康志向の魚のバーガー。
町のグルメコンテストで2回連続優勝した自慢の品で、昨年11月には鳥取県江府町で開かれた「とっとりバーガーフェスタ2012奥大山オータムフェスタ」に出店。
来場者に西ノ島の味を紹介しました。
口村弓子代表は「さらに改良を重ねてバーガーでまちおこししたい」と話しています。

バーガーフェスタに出店した「はっぴい」のメンバーの写真
バーガーフェスタに出店した「はっぴい」のメンバー

「はっぴい」が開発したハンバーガーの写真
「はっぴい」が開発したハンバーガー

口村弓子(くちむらゆみこ)代表の写真
口村弓子(くちむらゆみこ)代表
 

知夫村●いっぷく亭


仁夫(にぶ)地区集会所で毎月1回開催される交流サロン「いっぷく亭」。
地元の高齢者から定期的に住民同士が交流できる場が欲しいとの声を受け、平成22年から始まりました。
平成23年5月には溝口善兵衛知事が活動を視察しました。
毎月開催を心待ちにしている住民が多く、地区内外から約50人が参加する盛況ぶり。
スタッフの女性たちが手作りしたパンやケーキとコーヒーを楽しみながら、女性は世間話に花を咲かせ、男性は将棋を楽しんでいます。
参加した女性は「仕事を引退してから人と接する機会が減りました。
いっぷく亭に来て、人とのつながりの大切さを実感しました」と話しています。
磯部健一区長は「地区の住民同士のつながりが深まったほか、地区を超えて交流が広がりました。
後継者を探しながら継続していきたい」と話しています。

溝口知事と語り合う「いっぷく亭」の参加者たちの写真
溝口知事と語り合う「いっぷく亭」の参加者たち

地区内外から住民が集まる交流サロン「いっぷく亭」の写真
地区内外から住民が集まる交流サロン「いっぷく亭」

磯部健一(いそべけんいち)区長の写真
磯部健一(いそべけんいち)区長
 

隠岐の島町●隠岐の島ものづくり学校


閉校した小学校の校舎を利用して平成24年4月に開設された「隠岐の島ものづくり学校」。
かつて地域の拠点として愛された小学校が、町の産業創出の拠点になろうとしています。
同校は町が新たな産業の育成と雇用の創出を目指し、廃校舎をクリエーターの活動・創業の場にした実績を持つ「(株)ものづくり学校」(東京都)の協力で整備し、
町内で起業を目指す人に事務所として空き教室を貸し出しています。
現在は町内の養蜂業者と大阪府の造船会社が入居しています。
平成25年4月の事業の本格化に向けて準備を進める事務局の片倉利雄さんは「ホームページを充実させたり、小学校にある写真で写真展を開いたりして、ものづくり学校への関心を高めたい」と話しています。
入居者を増やし町の産業活性化につなげたいと考えています。
隠岐の島地域おこし協力隊、隠岐の島フィルムコミッションも入り、まちおこしの拠点にもなっています。

閉校した旧中村小学校に開設された「隠岐の島ものづくり学校」の写真その1

閉校した旧中村小学校に開設された「隠岐の島ものづくり学校」の写真その2
閉校した旧中村小学校に開設された「隠岐の島ものづくり学校」

片倉利雄(かたくらとしお)さんの写真
片倉利雄(かたくらとしお)さん
 

隠岐振興フォーラムを開催


隠岐の活性化策について意見を交わすパネリストたちの写真
隠岐の活性化策について意見を交わすパネリストたち

 

 

改正離島振興法の成立を受け、昨年11月に、隠岐の島町で「隠岐振興フォーラム」が開かれました。
溝口善兵衛知事や隠岐4島の町村長、住民ら約500人が参加。
隠岐で地域活性化に取り組む住民4人の事例発表や、隠岐水産高校の生徒の意見発表、パネルディスカッションを通じて隠岐の活性化策について考えました。

 

 


お問い合わせ先
しまね暮らし推進課TEL0852・22・6234


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広報室

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