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防災には、日ごろからの準備を!

風水害や土砂災害の危険性が最も高まるシーズンになりました。
自然災害を回避するためには、正しい知識を持って危険を事前に察知するのと同時に、
万が一の際に対応できるよう日ごろから十分な備えをしておくことが大切です。


平成19年の豪雨により倒壊した家屋の写真=隠岐の島町
平成19年の豪雨により倒壊した家屋=隠岐の島町
 

風水害への対応

台風や豪雨が、毎年のように洪水や浸水などの被害を及ぼしています。
昨年9月の台風12号も各地に甚大な被害を及ぼしました。気象情報に注意を払うのはもちろん、次のような地域では、日ごろの備えと早めの避難が必要です。

1.海岸に近いゼロメートル地帯


海面が満潮になった時の平均的な高さより低い土地は、高潮による浸水や冠水の恐れがあります。

2.沖積地


河川が運んだ土砂が河口付近に堆積してできた「三角州」などは、冠水しやすいので要注意です。

3.遠浅の海岸や湾奥、河口の土地


水深が急に深くなる遠浅海岸や湾の奥の土地は、海水が湾の外に出にくく、高潮時に水位が上昇しやすくなります。

4.河川敷


河川の流域と、以前に河川敷だったような土地は、豪雨により浸水する危険性が高くなります。

 

土砂災害への対応

山やがけの多い県内には、約2万2000カ所の土砂災害危険箇所があります。危険を回避するには、土砂災害が起きやすい土地の知識を持っておくことが欠かせません。
土砂災害は、大きく分けて「がけ崩れ・山崩れ」、「地すべり」、「土石流」の3つがあり、それぞれに特徴的な前兆があります。

1.がけ崩れ・山崩れ


水が地面に浸み込んで土がゆるみ、斜面が突然崩れ落ちる現象です。
がけの湧き水が急に増えたり、地下水や湧き水が止まる、小石が落ちる、異様な臭いがするといった前触れがあることがあります。

2.地すべり


豪雨が降って脆弱(ぜいじゃく)な地質がゆるくなり、地下水の影響と重力で下方へ移動します。
地面にひび割れができたり、井戸や沢の水がにごる、家屋やよう壁に亀裂が入るといった変化が現れることがあります。

3.土石流


谷や斜面にたまった土砂が、大雨による水と一緒に、強大な威力とスピードで流れ出し、前方のものをのみ込みます。
山鳴りのほか、川の水のにごりや流木の混在などが前兆になることがあります。


こんな土地には要注意!

工事イメージ画像

土砂災害が起きやすい次のような地形も覚えておきましょう。

1.造成地


丘陵地などを造成した土地は地質や地形が不安定な場合があり、豪雨で地盤がゆるみ、崩壊する危険があります。

2.扇状地


豪雨による土石流が起きた際、山のふもとの扇状地は直撃を受ける恐れがあります。

3.山岳地帯


傾斜が30度以上、高さが5メートル以上の急傾斜地は、がけ崩れの恐れがあります。
樹木が少ない山間の土地は、土石流にも要注意です。


津波避難計画を策定


湾状になった地形に家が立ち並ぶ七類地区の写真
湾状になった地形に家が立ち並ぶ七類地区

 

 

東日本大震災で甚大な被害を及ぼした津波の教訓を踏まえ、県では津波避難計画策定指針を作成しました。
計画策定に際し、県では松江市美保関町七類地区(270世帯、850人)をモデル地区に選定し、具体的な計画づくりを進めました。
県の予測によると、新潟県佐渡島沖でM(マグニチュード)7・85の地震が発生した場合、同地区北部の日本海沿岸(堂戸灘)では波高9・93メートル、M8・01で波高12・24メートルとなり、湾状となった集落地区においても最大150メートル浸水することが想定されています。
七類地区では1月から3月にかけ、住民参加のワークショップを3回開催。津波が発生した場合の浸水エリアを地図上で把握したり、緊急時に住民の避難場所となる高台や小学校、裏山などを決めました。こうした項目を表示したマップを作成し、各戸に配布し、万が一に備えることにしました。
美保関町七類区自治会の作野正嗣(さくのまさつぐ)区長は「さまざまな取組みを通じ、住民の津波災害への危機意識が高まった」と話しています。
県では七類地区の成果をもに、津波避難計画作成のためのマニュアルをまとめており、今後、沿岸部の市町村などが活用する予定です。

作成したマップを指し示す作野正嗣区長の写真
作成したマップを指し示す作野正嗣区長
災害情報の画像

 

 


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TEL0852・22・5885


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