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未来を拓く若い力

島根の新しい未来を開拓する農商工分野の若手経営者に焦点をあてる「未来を拓く若い力」。
確たる信念を持ち、自ら信じるビジネスを果敢に仕掛ける若き挑戦者を紹介します。


(有)古代柱(こだいばしら)醤油醸造元井上博之氏


(有)古代柱(こだいばしら)醤油醸造元井上博之氏の写真

井上博之(いのうえ・ひろゆき)
出雲市出身。出雲商業高校を卒業後、就職した岡山県内の醤油メーカーと、帰郷後勤めた出雲市内のメーカーで通算8年間、
醤油醸造に従事。平成12年に古代柱醤油醸造元を創業し、社長に就任した。趣味は読書や詩作。

平成12年に創業した醤油メーカー、(有)古代柱(こだいばしら)醤油醸造元(出雲市芦渡町)。
創業者の井上博之社長(34)は「心を込めて造った醤油を、消費者に楽しんで味わってもらいたい」と語り、
その理念を自らの造語「醤心(しょうじん)・醤楽(しょうらく)」に込める。
この創業の原点を守り、業績を伸ばす井上社長に、商品づくりのコンセプトやものづくりにかける熱い思いを聞いた。

 

 

高校卒業後、岡山の醤油メーカーで2年間修行し、帰郷。
出雲市内のメーカーで醤油づくりに従事した後、平成12年、24歳の若さで独立し、古代柱醤油醸造元を設立した。

 

 

独立と同じ年、出雲大社の境内で巨大な柱が見つかり、世間を驚かせました。
この大発見にあやかり、社名に古代柱の名を使わせていただきました。
本社工場は、酒蔵の跡地を買い取って建てました。
敷地内には、神戸川の伏流水がくめる井戸があり、出雲部伝統の甘い醤油の醸造に適した天然水が湧き出ます。
この水が当社ならではの醤油を生み出す素材のひとつです。

社長業をこなしながら、自ら先頭にたち、商品開発をけん引する。
創業時、20種ほどだった商品アイテムは現在、OEM(相手先ブランドによる生産)を含め120種まで増加。醤油を中心に、
ポン酢やドレッシング、ラーメンのたれまで、さまざまな調味料を手掛ける。

醤油以外の調味料に幅を広げてきたのは、『食卓を楽しくしたい』との思いが出発点です。
新商品のアイデアは、醤油づくりの技術をベースに、顧客のニーズと、自分のひらめきや志向を加えて着想します。
アイテム数が増えると、生産効率は低下しますが、原料や製法にこだわり、付加価値を高めて販売することで補っています。

濃口醤油などの定番商品に加え、シジミやシイタケ、トビウオのだしを入れただし醤油や和風ニンニクドレッシングなどのヒット商品が相次ぎ誕生。
不況下にかかわらず、近年の売り上げは年率5〜8%の成長を続ける。
事業拡大の好機だが、その気負いはない。

縁あって知り合った人と、楽しく仕事をしながら業績が伸びています。
欲を出し、急激に売り上げを増やそうとしても、人員や設備など企業の中身が追いつかなければ、問題が生じます。
今は、心を込め、楽しく造った醤油などの商品を、消費者の方に楽しんで味わってもらうことに注力しています。
自分たちが楽しめない商品は、お客様にも喜ばれないはずです。この考え方こそ『醤心・醤楽』です。

創業時4人だった従業員は、8人に増えた。
30代前後の若い社員とともに、今後も醤油やドレッシングなど、多彩な「ものづくり」を試みる考えだ

多くの人と出会い、ものを造れることに、やりがいを感じる日々です。
これからもおいしいものだけを追い求め、本物のものづくりに打ち込みたいです。

できたての醤油をケースに詰める従業員の写真
できたての醤油をケースに詰める従業員

醤油やドレッシングなど多彩な商品群の写真
醤油やドレッシングなど多彩な商品群


お問い合わせ先
●(有)古代柱醤油醸造元
TEL0853・30・1273
FAX0853・31・7332
ホームページ
http://kodaibashira.jp/(外部サイト)

島根県の産業振興については
●県産業振興課
TEL0852・22・5486
FAX0852・22・6080


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