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特集4「守り続けよう島根の農村」

守り続けよう島根の農村タイトル画像

 

 

中山間地域等直接支払制度は、傾斜地で農業を行う農家の皆さんに対し、
平地に比べて不利な条件を補うため、国と県、市町村が交付金を交付する制度です。
集落営農や水路の維持管理など、5年間の活動目標・計画を作る集落が、制度の対象となります。
県内では、現在約1400集落が協定を結び、約25000人が活動に参加しています。
担い手育成など将来に向けた積極的な取り組みを行う集落の割合が、全国と比べて高い水準にあり、
熱心な状況がうかがわれます。
過疎高齢化が進む中山間地域では、耕作放棄地の増加が最大の課題です。
この制度によって、耕作放棄地の発生が防止されるとともに、農村の維持・活性化に成果を挙げています。

中山間地域が持つ多面的機能

 

 

耕作放棄地を活用したそば交流が大人気


●奥出雲町下横田・川西集落


中山間地域等直接支払制度の協定を結んだ集落では、住民が力を合わせ、地域づくりに汗を流しています。
奥出雲町横田地区にある川西集落は、耕作放棄地を復旧し、ソバの作付けを行っています。オーナー制度や、そば打ち体験も精力
的に展開。関西や山陽などからも多くの人が訪れ、活気づいています。
集落活性化と農地の有効利用につなげようと、集落全員で組織する「川西21世紀里づくり委員会」が平成13年度に、オーナー制度を開始。
年会費1万円で50区画(1区画50平方メートル)を募ったところ、毎年、県内外から定員を上回る応募があります。
おいしい食や温かいもてなしが好評で、「自分の故郷のような地域」と毎年通うリピーターも増えました。
今年度は47組、約70人が、種まきや刈り取り、そば打ちを満喫しました。
一般の体験事業でも、有志の「川西そば打ち倶楽部」が水車で挽(ひ)いた自慢のそば粉を使い、参加者がそば打ちを楽しみます。
小池武徳(こいけたけのり)代表は「交流事業の準備は大変な面もあるが、来た人に喜んでもらえると、元気の源になる」と笑顔で応じています。
30世帯の集落は、大半が稲作農家。この制度を活用して集落営農に取り組み、その後、平成19年度に農業生産法人を設立しました。
田植えや防除、収穫作業の共同化、役割分担を行い、農業経営の体制強化を進めています。
川西自治会の渡部久由(わたなべひさよし)会長は「高齢化が進む中、個々の力には限界があり、農業もそば交流も、住民同士の協力が大切。
触れ愛、創(つく)り愛、助け愛の『三愛の里』として、今後も集落を守っていきたい」と話しています。

※川西集落のそばオーナー制度の取り組みは、ホームページでも紹介されています。

ソバの実の収穫に訪れたオーナーの皆さんの写真
ソバの実の収穫に訪れたオーナーの皆さん

そば打ち体験の写真
そば打ち体験も人気
そば粉を挽く自慢の水車の写真
そば粉を挽く自慢の水車

おいしいそばを食べる人の写真
おいしいそばに舌鼓

出来たての割子そばの写真
出来たての割子そば

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TEL0852・22・6418
FAX0852・22・5968
https://www.pref.shimane.lg.jp/nogyokeiei/sankan/


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