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コレクションしまねの宝もの

よりすぐりの島根の宝物を紹介します。

 

 

重要文化財「熊谷家住宅(くまがいけじゅうたく)」

 

 大森の古い町並みの中で、熊谷家住宅は約1,500平方誡の敷地内に主屋と5つの蔵と納屋がある、最も大きな町家です。江戸時代、この町の有力商人であった熊谷家が享和(きょうわ)元年(1801)に建て、その後、土蔵などが建て増しされ、明治元年(1868)に現在の規模になりました。修復工事を終えた平成18年(2006)から、一般公開されています。
座敷や居間・台所など、当時の雰囲気そのままに季節感や臨場感あふれる室内は、訪れる人たちをくつろいだ気持ちにしてくれます。また、熊谷家のくらしの展示を手がけた大田市内の女性たちは、「家の女たち」として訪れる人たちを心温まるおもてなしの心で案内しています。

 

重要文化財熊谷家住宅
所在地:大田市大森町所有:大田市時代:享和元年(1801)建築

 

江戸時代の姿に復元された台所や土間、庭

台所の画像台所

庭の画像土間の画像土間

熊谷家住宅では、昔の暮らしを学んでいただくため、小学生を対象とした体験学習を実施しています。詳しくは、大田市石見銀山課(電話0854-82-1600(代))までお問い合わせください。

 

 

 

出雲藍板(あいいた)締(じ)め版木(はんぎ)と裂(きれ)

 

 古来、私たち人間は、美しく装うために染物や織物に工夫を凝らしてきました。その工夫の一つが、板締め染めです。
板締め染めは、文様を彫り込んだ一対の版木の間に裂を挟み、強く締めつけたうえで、染料に浸すか、そそいで染める技術です。日本には中国の唐から伝わり、奈良の正倉院には多色に染められた華やかな板締め染めが残されています。
ところが日本では長く定着せず、江戸時代になってやっと庶民の染物として復活します。
出雲藍板締めは、江戸時代に出雲市大津町で営まれた藍による板締め染めで、全国で唯一確認されているものです。現存する版木は2,557枚もあり、おおむね縦46センチ、横33センチの大きさで、一度に約40枚の版木を積み重ねて染めたと見られています。文様も176種類と豊富で、大半が吉祥文(きちじょうもん)と呼ばれるおめでたい文様です。日本の板締め染めを探る貴重な資料となっています。

 

出雲藍板締め版木と裂
所蔵:島根県時代:江戸時代(19世紀)

藍板締め版木「宝尽くし小槌」の画像 藍板締め版木「竹に虎」の画像

 藍板締め版木「宝尽くし小槌」藍板締め版木「竹に虎」

 

染められた裂の画像

 

出雲藍板締め版木と裂は、古代出雲歴史博物館の企画展「よみがえる幻の染色ー出雲藍板締めの世界とその系譜」で展示します。(会期は3月7日〜5月18日です)

 

 

 

染められた裂

 

 

 


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