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コレクション「しまねの宝もの」

コレクションしまねの宝もの

よりすぐりの島根の宝物を紹介します。

 

ヨズクハデ

 

 「ハデ」とは、刈り取った稲束を掛けて乾燥させるものです。竹を組み合わせて稲束を掛けた形がフクロウに似ているため、この地方の方言でフクロウを意味する「ヨズク」の名前がつきました。
石見銀山街道の温泉津沖泊道沿い、西田地区で見られる秋の風物詩としてよく知られるようになりました。
組み立て方に漁網を干す方法を取り入れていることから、海の人々と山の人々との交流を伝えているとも言われています。
狭い棚田(たなだ)でも効率的に作ることができ、強風にも耐える伝統的な技術として、地元の人々が中心になってその継承と保存に取り組んでいます。

 

出土品画像1
出土品画像2
大田市有形民俗文化財ヨズクハデ
場所:大田市温泉津町、西田地区時代:現代

 

 

 

西谷(にしだに)3号墓出土品

 

 弥生時代後期(2世紀後半)、出雲では「王」と呼べる権力者が登場しました。その証拠として、それまでにない大規模な墓が造られたのです。
出雲市大津町の西谷丘陵に造られた王墓群は、西谷墳墓群と呼ばれ、6基の四隅突出型墳丘墓(よすみとっしゅつがたふんきゅうぼ)が造られています。四隅突出型墳丘墓は、弥生時代中期末ごろから造られますが、「王墓」として巨大化するのは、この西谷墳墓群が最も顕著な例といえます。
発掘調査された西谷3号墓は南北40m、東西55m、高さ4.5mの大きな墳丘を持っているうえ、斜面には石を貼っているので、一見すると壮大な石の山のような外観です。
さらに、埋葬施設からは大陸産のガラス玉類、水銀朱(すいぎんしゅ)などが見つかっているほか、墓上での儀礼には吉備(きび)や西瀬戸内、北近畿・北陸から持ち込まれた土器も使われており、各地との交易を掌(つかさど)った王の姿が浮き彫りになってきます。

西谷3号墓出土玉類(勾玉はガラス製、管玉は碧玉製)西谷3号墓から出土した吉備系土器
国指定史跡西谷墳墓群
所在地:出雲市大津町時代:弥生時代(2世紀)
3号墓出土品所蔵:島根大学考古学研究室模型所蔵:島根県教育委員会

 

祭儀の様子の模型西谷3号墓の出土品および祭儀復元模型は、古代出雲歴史博物館の企画展「弥生王墓誕生」で展示します。(会期は、10月12日〜12月16日です)

 

 

 

西谷3号墓で行われた祭儀の様子(第4埋葬施設の遺構、出土品をもとに再現した模型)


 


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