知事定例記者会見(11月25日)

質問事項

2.島根原発2号機安全審査等

 

○朝日新聞

 済みません、中国電力の島根原発2号機の安全審査の出していいかというところの願い出についてなんですが、松江市などは一応出していいかどうかの可否というところは、来月上旬あたりにでもというようなお話もありますが、知事の中で、このあたりまでには結論を出したいというのは、時期的なものはいかがでしょうか。

 

○溝口知事

 県としましては、中国電力に周辺市を含め、よく説明をしていただきたいということを伝えてあります。中国電力もそういうことをされると思います。

 県としては、安対協を12月7日土曜の午前中に開きまして、そこで県民の方々、あるいは島根県の場合は周辺3市もメンバーになっていますから、そこで周辺市のお考えもお聞きをする。それから鳥取県のほうでは、鳥取県と2市がオブザーバーになっていますから、またオブザーバーでも意見としておっしゃって構わないわけでありまして、お聞きをする。そのほかにも個別に御意見をお聞きしたりするということもあるでしょうが、そういうことで意見をお聞きする。それから議会のほうでは総務委員会で議論がなされますからそれを受けて、最終的には議会が13日でしたかね、12月13日にありますから、その段階で議会の意見だとか県内の意見を聞きますが、周辺市とか鳥取県のほうは、議会がいつ終わるかということもありますからね、私のほうがそういう意見も聞いた上で返事をしますと言っていますから、そういうプロセスが終わってから最終的な返事をすることになると思いますけれども、県としての考え方は、議会が終了する日の段階では、県としての考えはほぼ固まっていると思いますね。ただ、周辺市のほうで強い意見があったり、いろいろなことがありますから、意見が違うところは、いわば添付をして出すという形にはなっていますけれども、できる限りの意見を聞くということでありますから、最終的にはそういうプロセスが終わってからということになりますから、今の段階で具体的な日時が決まっているわけではありませんが、いずれにしても、それぞれの議会が年内には終わるでしょうから、特別なことがなければ年内に返事をすると、あるいは意見を添えて伝えると、こういうことだろうと思います。

 

○朝日新聞

 県の考えとしましては、その12月13日、12月中旬のあたりではほぼ固まっているだろうと。

 

○溝口知事

 それは、議会の意見も聞きますからね、その過程で必要な調整もしなきゃいかんでしょうから。議会の総務委員会は13日の前にありますからね。13日の本会議で各委員会の報告もなされますからね、そういうことを踏まえて県としての考えを整理をすると。

 

○中国新聞

 関連ですけども、あくまで周辺市のほうがスケジュール的に議会が遅いので後に出てくる可能性があると思うんですけど、周辺市がどうだということじゃなくても、その前に県として、もう意見を知事として示されるということでよろしいんですか。

 

○溝口知事

 だから、物事は細部まで、どこまで決めるかということですけれども、大筋の考えは固まっているでしょうけれどもね、最終的な文案として、これで出しますよというのは周辺市の意見も全部聞いてからになりますね。そういう意味で、最終確定はまだ日にちが確定できないと、こういうことですが、議会中には大筋の考え、県としての考えはまとまっていくだろうというふうに考えています。

 

○中国新聞

 まとまったやつを何らか示されるということでよろしいですか、議会で。

 

○溝口知事

 いや、それはもう意見交換するだけでいろいろやりとりするわけですから、そんな物事が全部固まって、はい、これでどうですかということじゃなくて、先方から意見も来るでしょうし、その意見の中で取り入れるべきものがあれば取り入れていきますし、そういういろんなやりとりの中で整理がついていくというふうに、そういうイメージでいいんじゃないですか。

 

○中国新聞

 ということは、何らかの県としての考えは示されるということですね。わかりました。

 関連ですけども、今回、申請内容というのが、新しい新規制基準に沿った地震対策、津波対策であったりとか、そういう安全工事の内容というのが大半でしたけども、知事がごらんになって、今の時点での、大まかで構わないんですが、その印象というところでいうと、どういう印象をまず持たれたかというのを伺いたいんですが。

 

○溝口知事

 中電の......。

 

○中国新聞

 申請内容についてですね。いや、申請書類、ごらんになったと思うんですけども。

 

○溝口知事

 ええ。それは規制委員会が必要とする申請をされておるということだと思いますけれどもね。中電のほうも先行原発の審査が進んでおって、それが相当部分が公開されていますからね、どういうことが必要だということを中電の側も考えられて準備を進めてきておられると、そういう説明もありましたけれども、そういうことだと思います。

 

○中国新聞

 安全対策、全部トータルすると1,000億以上というふうに中電は言っておりますけれども、今、知事、規制委員会の基準に沿った必要な申請をされていると言われましたけども、かなり、途中のものももちろんあるんですけども、これが整えばかなりの部分、安全が確保されるものだなという印象をお持ちでしょうか。

 

○溝口知事

 それは、我々が言うことじゃありませんね。それは規制委員会がきちっと審査をして、規制委員会が判断されることですね。

 

○読売新聞

 知事、念のための確認なんですけど、7月8日の施行の段階で出された県としての考え方、いわゆる2段階の、あれは今でも変わらないということでよろしい。

 

○溝口知事

 ええ、変わっておりませんね。


○読売新聞

 変わってないですね。

 

○NHK

 知事、例えばという言葉がついてたかと思うんですが、もうそれは取れてるというふうに考えていいんでしょうか。

 

○溝口知事

 2段階ですか。

 

○NHK

 はい。

 

○溝口知事

 大体そういう方向でいいだろうと思っていますけれども。あの段階では、やはり周辺市だとかいろんなお考えがありますからね、そういう調整も終わってませんから、あるいは議会との調整も終わってませんからね。だから、そういう例えばというような表示にしたんですけども、ほかにはあんまりないので、一つしか出してないわけです。しかし、考え方はそれで大体関係の周辺市を含め、理解をされているというふうに思います。

 

○NHK

 もう一度確認なんですが、県議会が終わる13日ごろまでに県としての安対協ですとか顧問会議ですとか、あと総務委員会もあって、最終日までにある程度県としての意見というのをまとめられる環境になると思うんですけど、それを、一旦県の考えを言った上で、後々周辺市も議会が終わって意見がまとまってくると思うんですけど、その意見というのをどういうふうな形で吸収されるんですかね。

 

○溝口知事

 そこはまだ具体的にあれしてませんね。だから、中電に対する注文でありますとか、あるいは国に対します注文でありますとか、そういうのはいろんな自治体でも意見はあると思いますね。だから、それはそういう意見をお聞きして、県の我々と同じ立場のものであれば、それは共通のものになるでしょうし、違うものであれば別の意見として添付して出すというようなことですね。

 

○NHK

 県が先に示す考え方と、後々出てくる周辺市の意見が食い違った場合、県の意見を中電に伝える形になるわけですか。その周辺市の意見というのは、あくまで何か附属する意見みたいな感じで伝えられるわけですか。

 

○溝口知事

 そこら辺はやり方の問題ですから、実際にやりながら調整していくということでしょう、考えていくということです。こうでなきゃいかんというものを決める必要はないですよね。

 

○中国新聞

 知事、改めてこの時期の、安全審査の申請についての地元の了解の要請に来られたということで、改めてこの時期、11月の下旬という時期の要請をどう考えるのかということをお聞きしたいんですけど、大きな流れでいうと、再稼働の前提となる審査なので、再稼働の判断とは別だというふうに知事は言っておられますけども、再稼働の手続の一歩を踏み出したということで言うと間違いないと思うんですが、この時期、いろいろありまして、いろんな意見があって、最初は国の審査の、審査をまずしてもらう段階だから、それが別に早いということはないという意見もあれば、福島の事故原因なんかがまだ十分固まってない、わかってない段階での再稼働手続というのはやはり早いんじゃないかという住民の声もあるんですけども、知事のお考えとして、この時期に来られたということをどう思うかというのを伺いたいんですけど。

 

○溝口知事

 それは、格別コメントはありません。

 

○中国新聞

 コメントはないというのは、早いか遅いかということ。

 

○溝口知事

 ええ、それは我々が決める話じゃないですね。中電のほうで要するに審査をしていただきたいわけでしょう。それは中電の準備状況等と関連するわけでありましてね、我がほうでこうだということはないです。

 

○中国新聞

 もちろんその決定、準備する主語も中電ですし、地元に要請をする主語も中電なんですけども、訓練なんかを見てもわかるように、県というのは非常に原発があることによっていろんなことを、課題を抱えてて、それをクリアしようといろいろやってる中で、これは、原発が動くのか動かないのかというのは非常に一大事なわけですよね。だから、それについて知事がどう思うのかというのは、主語は中電なんですけども、知事のお考えはどうですかというふうに伺っているんです。

 

○溝口知事

 だから、それは我がほうで早いとか遅いとかということはあんまり考えていません。

 

○中国新聞

 早いとも遅いとも言えないということですか。

 

○溝口知事

 いやいや、だから、そういうことは余り考えていませんということですね。

 

○中国新聞

 それは、あくまで再稼働の議論、判断というのはまた別にあるからということですか。

 

○溝口知事

 別な問題でしょう。それから審査があるわけですし。

 

○山陰中央新報

 知事、今後ですけれども、島根原発のほうに現地視察をされるお考えはありますか。

 

○溝口知事

 まだ日程、議会の日程等もありますから、どうするか決めていませんけども。

 

○山陰中央新報

 判断するに当たっては、現地視察もするお気持ちというのはありますでしょうか。

 

○溝口知事

 まだ考えていません、よく。

 

○朝日新聞

 知事、再度確認なんですけれども、今回、2号機の事前了解の願い出ということだったんですが、たしか3号機の場合は手続がまだ不明確なので、国にやっぱりそこは手順を示してほしいというお話が以前あったかと思うんですが、改めて今、3号機については手続というのはどのように考えてらっしゃいますか。やっぱりまずは国に何らかのそういう説明を求めたいということでお変わりはないんでしょうか。

 

○溝口知事

 それは、まず中電が確認するということですよね、国に対して。我々が確認する話ではないでしょう。

 

○朝日新聞

 確認した上で国......。

 

○溝口知事

 国の規制委員会との関係ですからね。そういうものを規制委員会のほうがどういう手続で審査されるんですかというのを中電が事前了解をこちらに求めてくる際には、そのことが説明できないといけないでしょうね。

 

○朝日新聞

 そこを規制委が示した手順に沿って中電さんがまた何らかのアクションを起こしてくる、そこに県が......。

 

○溝口知事

 いや、だからそれは中電が審査をお願いするというときには、規制委員会の考え方はどういうことで審査をされるかということが必要でしょうね。それによって申請書なんかも違うかもしれませんし、わかりません、そこら辺は。そこは我々がする仕事じゃありませんね。

 

○山陰中央新報

 知事、済みません、今回の再稼働の、これから手続が始まるわけですけれども、これ住民にとっても関心の高い問題だと思うんですけれども、住民が参加して議論する、住民参加の議論の必要性というところに関して、知事はどういうふうにお考えでしょうか。

 

○溝口知事

 安対協のときも住民の方々の代表もおられますし、それからフロアからも意見を聞くということもできますしね、そういう形であるとか、いろんな形で意見は我々のところにも届いてきますしね。それから中電のほうにもお願いしたわけですけども、住民の方々がどういう安全対策をとって、中電がどういう申請をするのか、中電のほうでよく住民の方々から質問なんかがあるでしょうから、そういう体制づくりはやっていただいたわけですけれども、各島根県の支社、あるいは営業所にそういう場所をつくって説明をするというふうになっていますから、そういう中でもいろんな意見があるでしょうからね、我々もそういうものをお聞きしたりするということです。

 

○山陰中央新報

 例えば中電主催で住民、安対協とか顧問会議のほうは一般参加も可能とされておられるわけですけれども、なかなかこういう議論になると、住民の参加される方も限られた方になりがちな部分があると思うんですが、そういう部分で、もっと広いところで住民参加、住民が対象となるような説明会とか、そういったものも......。

 

○溝口知事

 いや、だからそれを島根支社に、あるいは営業所にそういうスペースをつくって、よく住民の意見を聞いたり説明してくださいということをお願いしてるわけです。

 

○NHK

 知事、済みません、なかなか島根支社や営業所に行って説明を聞きに来る住民の方がどれだけいるかなって考えたときに、現実的に少ないと思うんですけど、何か住民説明会とかを開くように要請するお考えとかはないですか、今のところ。

 

○溝口知事

 いや、そういう、安対協のときなんかは事前に案内を出して、来た人に入っていただきますけれどもね。それはやりますよ、我々自身として。

 

○中国新聞

 安対協以外に、そういう住民に特化したようなものはない、今のところ予定はされてない。

 

○溝口知事

 今のところは安対協ということですね。それと中電における支社、営業所での説明。あるいは住民の方にそういう場で中電が意見を聞かれると。

 

○NHK

 知事、済みません、この間、県議会の議員の先生方を中心とした説明会、知事も御出席されてましたけれども、その中で、避難計画、要援護者の避難をどうするのかとか、さまざまな課題が山積している中で、中国電力がこういった安全審査の申請を行うということに否定的な意見を持たれている県議会議員の先生方もいらっしゃいましたが、その中で、避難計画の部分に関して中国電力がどのようにそこにコミットしていくんですかという質問に対して、中国電力の清水副社長は、県などと話して、できる限りのことはしたいというような発言をされていたんですけれども、何か中国電力に避難計画の面で要望したいこととか、何か協力してもらいたいこととかがあれば教えていただけますか。

 

○溝口知事

 万が一の対策は、原子力防災ということで、やはり国が対応する必要があると思います。電力会社のほうは、万が一の事態が生じたときは、原発の現場をどうするかで、もう精いっぱいですからね。福島のときもそうでした。したがって、国のほうでは地域防災計画をつくり、そして原発事故については、原発所在地の市町村、それから国、県、一緒になって対策をつくると。先般、それが10月25日、どういうことを避難計画に盛り込むべきかという項目、基本項目が議論されましたけれどもね、その中では地区別の住民の集合場所であるとか、あるいは避難経路であるとか避難先等の一覧表をつくると。それから住民への避難情報の伝達手段ですね、いつ、どこに来てください、そういう通知をしなきゃいけない。あるいは移動の手段、あるいは事前にその周知をしていかなければ、住民の方々が知っていなければいけないこと、そういうものを基本項目として上げて、それを詰めていこうということが具体的に始まっていますね。そういう中で、県、それから国、それからいろんな国の中も厚労省だとかいろんなところが関与しますからね、そういうところとやっていくということですね。

 

○NHK

 ちょっと質問の角度を変えたいと思うんですが、避難計画でさまざまな問題があると。それはやっぱり国が入って、国が主導して解決していかなきゃいけないという次元まで来てると思うんですけれども、そういった課題がある中で安全審査の申請をして再稼働に向けて走っていくということについて、知事がどのように考えてらっしゃるのか、改めて教えていただいてもいいですか。

 

○溝口知事

 安全審査は、サイトの安全を確保するということで、福島原発におけるいろんな問題も勘案されて、安全対策が強化されていますね。例えばガスを逃がす塔を設置をするとか、新たに安全基準の中に入ってきたわけでしょう。あるいは免震重要棟をつくって、万が一の事故があっても原発のサイトで状況をチェックすることができるとか、いろいろあるわけですね。

 そういう意味で、福島原発でのいろんな経験がありますから、避難対策においても。避難対策なんかですと、これは随分前に厚労省に私も聞きに行ったことがありますけれども、自衛隊の出動だとか、初期の段階で多分いろんな混乱はあったかもしれませんけれども、そういうものはかなり進んだというような、そういう実績ですね、どういうふうにしたかというのも残っていますから、そういうものを参考にして、我々もやっていくと。

 我々のほうも、周辺、岡山とか広島とか山口県とか、いろいろやったのもそういうところへ避難場所を確保するというのも、そういうことを研究しまして、今やってきているわけです。これからもそういうことをさらに緻密にやっていくということですね。

 それから、住民の方々の避難などについて、やはり住民の方々が、こういう場合にはこういうことになるんだなと、こういうふうにしなきゃいけないんだなというようなことを訓練を通じたり、あるいは説明会を通じてこれを強化していくということをこれからもやっていく必要があるというふうに思います。

 それで、国のほうは、自衛隊が出動するような手続を決めてくれれば、これはもう自衛隊の出動は比較的簡単といいますか、事務的にできるわけです。要援護者なんかですと、自衛隊の出動が必要な場合が多いんですね。それから厚労省なんかですと病院の確保ですね。それも患者さんによっていろいろ施設が違いますから、それは一般的なシステムがありますから、それをどういうふうに活用していくかという問題ではありますけれども、個々にそういうことを詰める作業をやってきておりますから、これをさらにやるということですよ。

 

○山陰中央新報

 知事、済みません、先ほどの話の中で、原発の審査の了解のことでなんですけれども、12月13日に県としての意見が固まるというふうにおっしゃったんですけれども、これまでの話であると、県としての意見というのは、その周辺市の意見も踏まえて総合的に判断されるというお話だったかと思うんですが、この12月13日の時点で県としての意見を固めちゃうと、周辺の意見の扱いというのがどういうふうになるのかというのがよくわからないんですけど。

 

○溝口知事

 だから、ほぼ決まるでしょうと、こう言ってるわけです。

 

○山陰中央新報

 最終的には......。

 

○溝口知事

 要するにそこに至るまでの過程でいろんな意見交換もありますから、そこで意見を聞いたりしますからね、どこが違うかというのはある程度、要するに最後まで来ないとわからないということじゃなくて、いろんな過程で意見交換をしますから、その違いのようなものはある程度わかっていくでしょう。それで、最終的にはいずれにしても周辺の3市、1県2市からこれでいいとか、いや、こういう意見も伝えてくれというのが来ますから、それを終えて提出をするということになりますから、完全に決まったということじゃないけれども、ほぼ決まっているだろうということですよ。

 

○中国新聞

 その意見交換の場というのは、じゃあオブザーバーから正式な構成員になった7日の安対協なんかを想定してらっしゃるんですか。

 

○溝口知事

 いや、それもあるし、それは電話でお聞きすることもあるし、あるいは事務的にいろいろ言ってこられることもあるし、いろんなチャネルがありますからね。

 

○山陰中央新報

 ちょっと済みません、これ12月13日の県としての意見が固まるというのは......。

 

○溝口知事

 ほぼ固まるということですよ、今の段階で言えることは。

 

○山陰中央新報

 周辺の、その段階までで周辺からの意見もある程度は聞いておられるわけなんで......。

 

○溝口知事

 それは当然聞いて、お互いに共有できるものは共有するということになるでしょうね。

 

○山陰中央新報

 その後、最終的に出るものというのは、どういったプラスアルファで意見を付すかというような、そういう話になるということですか。

 

○溝口知事

 その段階になると、意見の調整が難しければ、もう当該市の意見としてあわせて中電なり国なりにお伝えをするということになる可能性もございます。今、そんな細かい技術的な話をしてもあれですね、余り意味があることじゃありませんね。

 

○NHK

 知事、かなり意見の調整が難しい局面になっても、もう年内に一応結論を出すお考えですか。

 

○溝口知事

 そういうことも今予想する必要ないでしょう。

 

○中国新聞

 知事、済みません、基本的な確認です。先ほど7月の新規制基準の施行のときに示したことに、2段階と言われるもの、変わりはないというふうに言われましたけども、そこの理由をちょっと何回も聞いてるんですが、改めて教えていただきたいんですが、申請することのみ了解して、その後、国の説明を聞いて判断したいと。その主な理由ですね、それは何ですか。

 

○溝口知事

 それは、申請して、審査の結果が出ますね。それで十分なものかどうかというのは、やっぱり規制委員会の審査内容をよく聞いてでないと判断できないじゃないですか。聞いてと同時に周辺市町村、住民の方々、あるいは議会、やっぱりそういう意見もよく聞いてするということじゃないでしょうか。

 

○中国新聞

 判断できないというのは、やっぱり内容的に非常に安全、原発の安全性というのが専門的な分野だからという意味ですか。

 

○溝口知事

 それで十分なんですかとか、こういう問題にはどう対処するんですかとか、いろいろ意見はあり得るんじゃないですか。

 

○中国新聞

 誰の意見ですか、それは。

 

○溝口知事

 それは周辺の住民の方もそうでしょうし、市町村もそうでしょうし。

 

○中国新聞

 国の審査が出ないと周りの方も判断できないし、県としての判断もあんまりできないと。

 

○溝口知事

 だから、そういう審査がどういうふうになされたかなしで、もうずっとオーケーですよということにはなかなかならんでしょうということです。

 

○中国新聞

 そこが何でかというとこなんですけど、しつこいようですが、そこはやっぱり非常に専門的な分野だからということですか。

 

○溝口知事

 いや、それはそうですし、規制基準が新たにできて、その規制基準に照らしてどういう準備ができておるのかとかですね。そういうことです。

 

○中国新聞

 ちょっとよくわかんないんですけども、周辺の話はとりあえず一旦置いといて、県として審査内容を聞いてからじゃないと判断できないというのは......。

 

○溝口知事

 いや、その審査で、もう安全は国としてオーケーですということになっても、どういう審査をしてどうしたかということがないと、全て了解ということにはならないでしょうと。常識的なことを言っているだけの話ですね。

 

○中国新聞

 この前の段階で、審査を申請される前の段階で、余りだから技術論に入っていくようなことはないわけですよね、知事の今までのお考え。

 

○溝口知事

 今回の。

 

○中国新聞

 今回の段階。

 

○溝口知事

 ないですね。ただ、注文がつけてほしいというように意見ができれば、それは伝えないといかんかもしれませんね。こういう場所、こういうところについての安全をきちっと見てほしいとか、そういうことはあり得るんじゃないですか。

 

○中国新聞

 それはこの12月の段階でもあり得る。

 

○溝口知事

 あり得るんじゃないですか。それはわかりませんよ。だから審査が終わったときには、そういうものに対して一応答えがあることを期待するとかね、こういう点はちゃんと調べてくださいよとかいって、それは国にも伝えると。

 だから、今の話は想像の話ですからわかりませんが、やっぱりそういうことを考えますと、2段階でやるほうが合理的だろうという常識的な判断です。

 

○NHK

 知事、現段階で国に注文したいこととかってありますか。

 

○溝口知事

 いや、私から言うべきことじゃありません。まず皆さんの意見を聞いてから。

 よろしいですか。

 

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