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県職員新卒志願者の減少について


 

【提案No.A2018-00199】12月5日受付

 最近の県職員の採用状況を見ると、募集に対して新卒の志願者が少ないように思う。近年は、異常気象による災害が多く発生し被害規模も大きい。危機管理と初動体制を強く求められる行政、そこに欠かせない若くて優秀な人材の確保は県民にとっても重要な問題である。

 県は、配属されるそれぞれの地域で職員が生活し仕事のできる環境づくりをどのように考えているのか。住居にあっては定期的な人事異動による宿舎の確保。しかし、宿舎は老朽によるのか管理が悪いのか汚い建物に見える。今は民間とタイアップするなど、生活に必要な設備を備え、異動があっても職員がその地域でしっかり働けるよう、安心して生活できる場でなくてはならない。

 県は異動があるうえに悪い生活環境であるとすれば皆が嫌がる。それが志願され難い理由の一つになってはいないだろうか。一度リセットして考えてみて欲しい。

 

 

【回答】12月27日回答

 ご意見をいただきありがとうございます。

 ご意見のとおり、県政発展のためには優秀な人材の確保が必要ですが、島根県職員採用試験につきましては、残念ながら受験者数が減少傾向にあります。

 これは、近年、民間企業の新規大卒求人数が増加を続けていることや、受験対象年齢人口が減少していることなどが主な要因と考えています。

 このような状況を踏まえ、今後とも、県職員の仕事の魅力ややりがいなどについて、より効果的な情報発信を積極的に行うなど、受験者の確保に取り組んでまいります。

 人事異動については、県土が広いことから、県内各地に県の機関を設置しておりますが、一方で県職員の出身地や生活の本拠地が県東部に偏っていることもあり、県西部や隠岐地域への転居を伴う異動が避けられない状況です。

 このため、県内各地に職員宿舎を設置していますが、ご指摘のとおり、職員宿舎の多くは建設後30年を経過し、多くの建物で老朽化が進んでいます。

 しかし、県の財政は依然厳しい状況が続いています。今後は、限られた予算の中で計画的に大規模修繕を進め、建物の長寿命化を図りながら、地域の入居状況や民間住宅の供給状況等を考慮し、建替や廃止・統合を検討してまいります。

(総務部人事課、管財課)

 

 

 

 

 


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