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宍道断層の延長に関する住民説明会の開催について

 

【提案No.A2017-00101】8月2日受付

 

 中国電力は7月13日、宍道断層長さを25kmから39kmに見直す方針を島根・鳥取両県と原発周辺の6市の担当者向けの説明会において発表した。

 昨年7月に、国の地震調査委員会が「宍道(鹿島)断層の長期評価」を公表し、「宍道湖断層東端東延長部に活断層の可能性がある」としたため、原子力規制委員会の審査会合において審議した結果、中国電力の活断層調査では、活動性がないことを否定できなく、自ら認めたものである。

 宍道断層の延長は今回で4回目であり、中国電力の活断層調査がいかにずさんであったかが、証明されたものである。活断層の長さは原発の安全性の基本となる基準地震動を決定する上で非常に重要な項目であり、住民の関心も高くまた不安でもあり、本件に関する住民説明会の早期開催を再度中国電力に求め地域住民の不安感を払しょくしていただきたい。

 

 


 

【回答】8月17日回答

 

 宍道断層の長さの評価について、中国電力は、7月13日に開催した自治体向け審査状況説明会で従来の約25kmから約39kmに見直す方針を説明しました。

 7月28日に開催された審査会合では、中国電力による長さの評価の見直しに係る説明に対し、原子力規制委員会から「宍道断層を東に延伸することで、更に東にある鳥取沖西部断層との距離が小さくなるので、宍道断層の東端については鳥取沖西部断層との関連も含めて議論したい」旨の指摘があり、審査が続いています。

 活断層の長さの評価は、原発の耐震安全性を確保する上で大変重要であり、県は、かねてから、原子力規制委員会には、常に最新の知見を踏まえ、厳格に審査することを要請しています。

 また、県は、中国電力に対して、原子力規制委員会からの指摘に適切に対応し、自治体や住民に対して分かりやすく丁寧に説明するよう求めています。

(防災部原子力安全対策課)

 

 


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