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松くい虫駆除剤の健康被害について


 

【提案No.91】 6月1日受付

 

Q.松くい虫の駆除について空中散布以外の方法を考えていただけませんか?

 

 先週末あたりから異常な喉の痛みを感じ、外に出たら風邪とは違う咳きこみなどがあり、NHKニュースで松くい虫駆除剤の空中散布が行われていたことを知り、驚きました。直接の原因とは断定できませんが、私の周りでも、のどの痛みを感じるとの話をよく聞きますし、目の充血、くしゃみなどの症状もあります。昨年の出雲での1000人超の被害の事もあり、小さい子供をもつ親としてはかなり心配です。

 県民の健康よりも松くい虫の駆除が優先されるなんてことがあるでしょうか。近隣に散布の通知もなく、風による遠隔地への被害も心配です。

 どうか違う形で駆除の方法を考えてはいただけませんか。

 

 

【回答】 7月15日回答

 

A.松林の規模や地形などの条件に応じて、各種の防除方法の中から地域の実情に合った手段を選ぶことが必要であり、空中散布を実施する際は、適正な散布を実施するよう市町村を指導しています。

 

 松林は防風、飛砂の防止、山崩れの防止や美しい景観の形成にかかせない県民の財産です。このような大切な松林を後世に残していくためには、松林の規模や地形などの条件に応じて、樹幹注入、地上散布、空中散布などの予防措置や松くい虫被害木を伐採し、薬剤を使って殺虫する伐倒駆除など、各種の防除方法の中から地域の実情に合った手段を選び、継続的に防除していくことが必要です。

 

 松くい虫防除事業は市町村が実施しますが、実施にあたっては地元住民の皆様の意見を踏まえ効果的な防除方法を検討する必要があります。

 空中散布を実施する際は、農薬の使用基準を守り、また、詳細な散布情報を提供するなどして、適正な散布を実施するよう県としても市町村を指導しているところです。

 この度、松くい虫防除のための農薬空中散布が、5月26日に隠岐の島町、5月27、28日に雲南市で実施されましたが、現在のところ、実施市町から健康被害に関する報告は受けておりません。

 なお、両市町は空中散布に先だち、住民等関係者の皆様へ散布区域、散布日程、交通規制、緊急時の連絡先などの情報を提供し、医療機関に対しても散布日程等のほかに、農薬の種類、使用方法及び農薬中毒症状と治療法に関する医師用資料を提供し、万一に備えた医療救急体制についての協力を依頼しています。

 散布当日は安全かつ効果的な散布を行うために実施本部を設置し、さらに、身体の異常を訴えた方へ対処するため保健師を待機させるなどの体制もとっておりました。

 

 また、隠岐の島町は5月31日まで、雲南市は6月2日まで散布区域周辺の大気中の農薬(フェニトロチオン)濃度調査を行い、農薬の飛散は科学的に認められないとの報告を受けています。なお、雲南市が実施した水質調査についても、同様な報告を受けております。

 

 今後も、松くい虫防除事業に対する県民の皆様のご理解とご協力をお願いします。

  

(農林水産部森林整備課)

 

 

 

 

 


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