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男女共同参画社会推進施策における性同一性障害者の位置付けについて


 

【提案No.130】 6月22日受付

 

Q.島根県の男女共同参画社会推進施策での性同一性障害者の位置づけはどのようになされているのでしょうか?

 

 男女の固定的な役割や昔からの習慣のなかで、時代に沿わないものを改めていくことで男女平等を実現させようとしていると思いますが、ここで言う男女とは生物学的な性による男女ですね。アメリカなど欧米諸国では、男性から女性に移行した女性の賃金が性別を変更する以前に得ていた賃金より32%も低いという統計が出ています。

 男女共同参画社会を実現し、真の男女平等をめざすとき、生物学的な男女にだけに議論を向け、性同一性障害を抱える男女の存在に目を向けないのはおかしいのではないですか?

 知事をはじめ各部長、幹部職員、一般県民の方々はテレビなどのバラエティ番組に出てくる、いわゆる性同一性障害を売り物にするタレントを見て、それで性同一性障害をわかったような気になっておられませんか?

 男女共同参画社会推進施策のなかでの性同一性障害を抱える男女の位置づけについてお尋ねいたします。

 

 

【回答】 7月8日回答

 

A.男女共同参画社会推進施策の中でも、正しい理解の促進と差別や偏見の解消に向けた啓発に取り組んでいます。

 

 性同一性障害を抱える方については、男女共同参画社会推進施策の中でも、人権施策を所管する課と連携しながら、正しい理解の促進と差別や偏見の解消に向けた啓発に取り組んでいるところです。

 

 「性同一性障害」とは、生物学的な性別(身体の性)と心理的な性別(心の性)との間に食い違いが生じた状態であり、世界保健機関(WHO)の国際疾病分類の中に位置づけられております。しかし、その障害に対する周囲の理解が不足しているために、性同一性障害を抱える方々は、差別や偏見のまなざしで見られることが多く、社会生活を送る上でも様々な困難に直面しておられます。

 

 一人ひとりの個性や違いを尊重し、すべての人の人権が尊重され、性別にかかわりなくその個性と能力を十分に発揮できる社会を目指す観点から、男女共同参画社会を推進する施策の中においても、男性女性という枠にとらわれることなく性同一性障害を抱える方々の人権についても配慮していく必要があると考えております。

 

 今後も、人権施策を所管する課とも連携しながら、性同一性障害に対する正しい理解の促進と差別や偏見の解消に向けた啓発に努めてまいります。

 

○男女共同参画社会とは

 「男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任を分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる」社会のことです。(男女共同参画社会基本法前文)

 

○性同一性障害(Gender Identity Disorder,GID)とは

 日本精神神経学会において「生物学的には完全に正常であり、しかも自分の肉体がどちらの性に所属しているかをはっきり認知していながら、その反面で、人格的には自分が別の性に属していると確信している状態」と定義されており、しばしば簡潔に「心の性と身体の性が食い違った状態」と言われています。

(環境生活部環境生活総務課)

 

 

 

 

 


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