しまねSCENE
たたら製鉄(奥出雲町)
火を絶やさず3昼夜、
1500度に達する炉の中で
砂鉄は粗鋼の塊・「けら」となる。
「けら」から取り出される最も良質な鋼こそ、
日本刀に不可欠な玉鋼。
日本古来の製鉄技術「たたら」は
島根にのみ受け継がれている。
炉から上る炎の勢いや色を見極め、
加減するのは村下(むらげ)の役目。
腕と経験が
炎の中に優れた鋼をつくる。
操業は1~2月。
雪深い島根の山奥に
たたらの炎が燃えさかる。
●お問い合わせ
日刀保たたら事業所(TEL:0854・52・1010)
日本美術刀剣保存協会(TEL:03・6284・1000)
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp