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にちはら天文台(津和野町枕瀬)

夏の短い夜。町の明かりから遠ざかると、満天の星空が広がります。


夜景に浮かぶ「にちはら天文台」の写真
夜景に浮かぶ「にちはら天文台」


地球上で最も天体観測に適しているとされる場所の一つは、太平洋の中心・ハワイ島のマウナケア山頂です。標高4200メートルの高地で空気が澄んでいること、天候が安定していることに加え、周囲に大きな都市がなく人工的な明かりで観測が妨げられないことがその理由。ここには世界11カ国が運営する13の天文台や望遠鏡が並びます。

日本で星を観測するなら、津和野町日原の枕瀬山も好スポット。眼下には高津川の清流と、のどかな町並み。夜には民家の明かりも届かず、暗い空に包まれます。

その中腹にあるのが、オレンジの外壁と白いドームをもつ「にちはら天文台」です。うっそうとした木立の中のこぢんまりとした建物で、中に足を踏み入れると山中の清涼感とはガラリと変わり、重厚な気配が漂っています。そこには、厳かに天を仰ぐ望遠鏡の姿が。

この望遠鏡には、日本の国立天文台がマウナケアに建設した巨大望遠鏡「すばる」の試作鏡が使われています。世界最大級8.2メートルの口径を持つ「すばる」の10分の1スケールで、構造や方式は同じ。目的の方角に向けてドームが回転し、二つに割れるときの物々しい音も、宇宙をのぞき込む気分を高めます。

「星雲や星団もクリアに見えますよ。空気のきれいな日原では、星の光がちりに邪魔されませんからね」と斎藤和幸台長。

今年の夏は、赤く輝く火星が15年ぶりに地球へ大接近します。ペルセウス座流星群も新月の時期に重なり、観測にはもってこいだとか。都会には届かない星の光も、ここで見つけられるかもしれません。


望遠鏡をのぞき込む見学者の写真
望遠鏡をのぞき込む見学者


隣接する「星と森の科学館」の月や惑星のコーナーの写真
隣接する「星と森の科学館」には月や惑星のコーナーなども


にちはら天文台の地図


●開館時間

  • 天文台
  • 星と森の科学館

●休館日
毎週火曜日、水曜日(祝日の場合は開館し、休館日は順延)


●お問い合わせ
にちはら天文台(TEL:0856・74・1646)

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お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
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【電話】0852-22-5771
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