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遊愉私的(ゆうゆうしてき)大人の楽しみ004

夜の日本海でアゴをすくう

豊かな自然や歴史、文化が根づく島根を五感で体験してみませんか。「夏を告げる魚」として県民になじみ深いアゴ(トビウオ)。今回は、松江市美保関町でチャレンジした伝統漁法「アゴすくい」を紹介します。


見事にアゴをゲットした参加者の写真
見事にアゴをゲットし、笑顔の参加者


「アゴすくい」が始まるのは夜。午後7時半、美保関港に続々と人が集まってきます。この日参加したのは、小学生連れの家族や年配の夫婦など、市内外からやってきた総勢19人。ほぼ全員が初体験とのことでした。

スタッフからすくい方などの説明があり、渡されたカッパと救命胴衣を身に着けたら、いよいよ岸壁へ。待っていた地元漁師の船2隻に分乗して、さあ出港です。

「今夜はこのあたりがよさそうですね」。魚群探知機を見ながら船を操っていた漁師さんが美保関灯台の近くに船を止め、参加者にたも網を配り始めました。頑丈そうなたも網は長さ3メートル、直径50センチくらいあり、適当に振り回しても結構すくえそうな気がします。

はやる気持ちを抑えて待つと、集魚灯がともり、真っ暗な海上が一気に明るくなりました。アゴの群れが光に寄ってくるのが見えます。

中には海面を滑空するものもいて、たも網を伸ばしてみますが、なかなかタイミングが合いません。そこで、水中にいるアゴを狙うことに。しかし敵もさるもの。たも網の影が水面に映ると、サッと逃げてしまいます。「逃げられず、振り遅れない」距離感をつかむことがポイントのようです。

「今だ」「金魚すくいのように」というかけ声や、見事すくい上げた参加者の歓声が響くなか、ついにその時がやってきました。海中の網に確かな手応え!勢いよく跳ねる獲物を逃がさないよう、慎重にすくい上げます。「やった」。記念すべき第1号は30センチほどのアゴでした。

この日1時間半格闘した戦果は9匹。自宅で刺身にし、甘辛い地元のしょうゆと地酒でいただくと、日本海の幸を自分ですくって持ち帰るぜいたくな気分に満たされました。


出港を待つ漁船の写真
出港を待つ漁船


捕獲したアゴの写真
捕獲したアゴ


たも網を海中に入れる様子の写真
船に近づいてきたアゴをめがけ、たも網を海中に


、島根県の地図


、松江市美保関町の地図


アゴすくい体験

●開催日
6月1日(金)~7月7日(土)までの毎週金、土曜日(計12日)
午後7時45分、松江観光協会美保関町支部に集合
※船が空いていれば他の曜日の貸し切り対応も可能
(要予約、4人以上、料金は別途設定)


●体験料金
小学生:4,500円(土曜日は500円増し)、
中学生以上:6,500円(同)
※小学生未満は乗船不可、2人以上の参加で実施
※捕穫した魚は持ち帰り可能(保冷容器持参)


●予約・お問い合わせ
松江観光協会美保関町支部(TEL:0852・73・9001)
※7日前までの予約が必要。

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お問い合わせ先

広報室

島根県広報部広報室
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
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