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しまね美味満堂4おまんずし

豊かな歴史風土の残る島根では、この土地ならではの味も受け継がれています。
青魚(あおざかな)でおからを巻いた「おまんずし」もその一つ。
甘酢のまろやかな風味が食欲をそそる、伝統的なハレの日の一品です。

 

おまんずしの写真

 

 

おまんずしは、浜田市など石見(いわみ)地方に伝わり、地域の祭りや親戚の集まる祝い事に欠かせない郷土料理です。
地元産の新鮮なアジやサバ、イワシを具材に、ご飯ではなくおからを使うのが特徴です。
近年、一般家庭ではおまんずしを作る機会は少なくなりましたが、懐かしさや栄養面が見直され、スーパーの総菜や温泉旅館等で提供されるようになりました。

 

浜田市内では、宮本美保子(みやもとみほこ)さんら食生活改善推進員のメンバーが学校の食育学習や地域のイベントに参加し、おまんずしを伝えています。
サバや大きめのアジは背開きにして身におからを詰め、小ぶりのアジなどは食べやすい一口大に仕上げます。

宮本さんの作るアジのおまんずしは、三枚に下ろしたアジを甘酢に一晩漬け込み、その漬け汁でおからを炒(い)って一口大に握り、アジの身でくるみます。
甘酢は酢8、砂糖8、塩1の割合。
「砂糖が多いのはハレの日のぜいたく。それに甘味が弱いと、酢が勝っておいしくありません」と宮本さん。

出来上がったおまんずしを味わうと、アジのうま味がしみ出た甘酢がおからにしっとりとなじみ、甘味も酢もちょうどいい加減です。
おからにはおの実(麻の実)が混ぜ込まれ、プチプチとした食感と香ばしさがアクセントになっています。

新鮮なアジで作るおまんずしは、港町の豊かな恵みを実感できる一品です。

 

アジの写真
アジ
西日本有数の漁港・浜田港の近海で水揚げされる代表的な魚の一つで、旬は4〜9月。
浜田市では、鮮度と脂乗りが特に良いアジを選別し、ノドグロ(アカムツ)、カレイとともに「どんちっち」ブランドとしておいしさをPRしている。

 

 

作り方1
腹骨を除いて甘酢に漬け、皮を取ったアジ

 

 

作り方2
おからに甘酢の漬け汁を入れて火を通し、麻の実を加えて炒る

 

 

作り方3
炒ったおからはあら熱を取り、一口大にしてアジの身を巻く

 

 

食生活改善推進員の宮本美保子さん(右)と田子ヨシエさんの写真
食生活改善推進員の宮本美保子さん(右)と田子ヨシエさん

 

 

マップ

 

 

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(TEL0855・25・9311)

 

 


 


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