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しまね流ココニアルオンリーワン

 

世界遺産・石見銀山(いわみぎんざん)のある大田市大森町に根を下ろす「石見銀山生活文化研究所」。
企画製作するオリジナルの服飾雑貨は素材の糸一本にもこだわり、現代社会を席巻するファストファッションとは一線を画した衣食住のスタイルを提案しています。
デザインを手掛けるのは、所長の松場登美さん。
「石見銀山発で世界標準のライフスタイル」の創出を目指しています。

 

 

松場登美さんの写真
まつば・とみ昭和24年生まれ、三重県津市出身。
昭和56年に夫・大吉さんの古里・大田市大森町へIターン。
布小物の製造販売の傍ら古民家の修復を手掛け、平成6年に服飾ブランド「群言堂」を設立。
平成10年には株式会社石見銀山生活文化研究所を設立し所長就任。
町にこだわった価値の発信や異業種ネットワークの設立、交流創出を担ったことなどから、
平成15年に国土交通省・観光カリスマの一員に選出される。
平成20年、日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2008総合3位」を受賞。

 

○お問い合わせ/石見銀山生活文化研究所TEL0854・89・0131

 

石見銀山生活文化研究所所長

 

松場登美さん(大田市)

 

「経済発展の一方で切り捨てられたモノや技術に、新しい価値を見いだして現代に伝える。それを『復古創新(ふっこそうしん)』と表現し、モットーとしています」

 

松場さんが大切にするこの思いは、夫・大吉(だいきち)さん(石見銀山生活文化研究所会長)の古里・大森町との出合いにより大きく育まれました。

Iターンした約35年前は世界遺産登録への機運こそ芽生えていませんでしたが、集落には世界に名をはせた銀山の歴史や豊かな自然、互いの顔が分かるコミュニティーなどが残り、「簡単便利を優先した日本から失われた、安心や幸福を感じました」と松場さん。
その暮らしぶりに魅了され、石見銀山から提案するライフスタイルを世界標準にしようと平成6年に服飾ブランド「群言堂(ぐんげんどう)」を設立、平成10年には石見銀山生活文化研究所を設立し株式会社化しました。

松場さんが生み出す服飾品は、麻や綿といった素材を使い、織り、染めには日本各地の優れた技術を取り入れ、「使うと元気や安らぎを得られる」ことを重視しています。
着心地の良さや長年愛用できる品質に根強いファンが生まれ、直営店は全国28カ所に増加。
松場さんは「手間をかけ、楽しい仕事が暮らしを豊かにする、という製品に込めた思いに、共感する人が増えました」としみじみと語ります。

一方で、「価値あるものを朽ちさせられない」と古民家の再生にも力を注ぎ、大森町にある社員寮や群言堂本店として活用しています。
築220年の地役人(じやくにん)屋敷は13年かけて改修し、宿泊施設「他郷(たきょう)阿部家」として命を吹き返しました。
松場さんは現在そこに住まいを移し、復古創新の暮らしを体現しています。
かまどに火を起こして来客の食事を作りながら「かまどより炊飯器が楽かもしれません。
でもかまどの方が炊き上がりは早く、おいしいご飯が炊けます。
手間を苦労とは感じません。
楽さや便利さがすべて幸福でしょうか」と問いかけます。

石見銀山生活文化研究所は人口約400人の集落に100人の雇用を生み、群言堂や他郷阿部家は県外ファンやアーティスト、外国人など多彩な顔ぶれを引きつけます。
松場さんは「私の力ではなく土地の力。
足元に宝があるから、大森の本社から発信することに意味があると感じます」と町への愛着を深めています。

 

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