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大社門前神迎(かみむかえ)の町

昨年の本殿遷座祭でご本殿が60年ぶりに生まれ変わった出雲大社の周辺では、
大鳥居の立つ勢溜(せいだまり)から南へ延びる神門(しんもん)通りがにぎわう一方、
脇道に一歩入ると昔ながらの町並みが残り、門前町の日常に触れることができます

 

潮くみ写真
潮くみ

 

 

マップ

 

 

勢溜から西に向かって、稲佐(いなさ)の浜まで続く細い通りがあります。
神迎神事で、神職らが出雲大社まで神々を導き歩くことから「神迎の道」と呼ばれています。
和菓子の老舗や伝統の郷土玩具店、旅館など古いたたずまいを見せる建物が連なるなか、目に留まるのが店先の格子窓や民家の軒下に飾られた一輪挿し。
道を彩る花々は、住民のさりげないおもてなしです。

 

 

一輪挿しに使われる竹筒は、神迎の道など門前町一帯に伝わる「潮くみ」に使われたものです。
「潮くみ」は朝早くに近くの稲佐の浜で竹筒に海水をくみ上げ、出雲大社などを参拝後に自宅に持ち帰って身辺を清める習わしで、
月の始まりや凶事のおはらいなどのために行われます。
毎月1日には「潮くみ」を体験する街歩きが行われ、地域住民でつくる「神迎の道の会」がガイド役になり、
浜辺の因佐(いなさ)神社や出雲大社を参拝しながら町の歴史を語り伝えています。

 

 

神迎の道と、出雲大社神楽殿から延びるお宮通りが交差した角にある松林(しょうりん)寺には、「口紅地蔵」が祭られています。
江戸時代、芸者がお参りしては地蔵に口紅を塗ったところ芸者の人気が上がったという言い伝えがあります。
今でも参拝者によるものか、地蔵には口紅が塗られています。
その南には、松江藩主の本陣や朝廷勅使の御本営を務めた藤間(とうま)家があり、商家に構えられた勅使門が由緒の正しさを感じさせます。

 

 

松林寺から神迎の道を海辺に向かうと、白壁の美しい蔵の美術館「手銭(てぜん)記念館」があります。
造り酒屋を営んでいた手銭家の酒蔵と米蔵を利用したもので、主に出雲地方の茶道具や工芸品を紹介。
旧酒蔵の梁(はり)や手銭家に伝わる調度品から、門前町の歴史がうかがえます。

 

 

軒下の一輪挿しの写真
軒下の一輪挿し

 

 

因佐神社の写真
因佐神社

 

 

伝統玩具をつくる「祝凧高橋」の写真
伝統玩具をつくる「祝凧高橋」

 

 

口紅地蔵の写真
口紅地蔵

 

 

藤間家の写真
藤間家

 

 

手銭記念館の展示室の写真
手銭記念館の展示室

 

 

お問い合わせ
神迎の道の会URL
http://kamimukaenomichi.com(外部サイト)
手銭記念館(TEL0853・53・2000)

 

 


 


お問い合わせ先

広報室

島根県広報部広報室
〒690-8501
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【FAX】0852-22-6025
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